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  ~懲りない傾向~

あのころは何もかも大きく見えた・・・

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10年前のことです。

7月から10月にかけて、あちこちで大きなモビルスーツを目撃する年回りでした。その際たるやつが、お台場の隣で組み立てられたあれでしたが、この年の夏、話に聞いていた青森県の床屋さんの庭先にある、かなり大きなザクとガンダムを見物し、秋になって偶然、福島県でそれに匹敵するザクと巡り合っています。

2009年というのは、機動戦士ガンダムそのものの30周年という巡り合わせだったからでしょうか。しかも、僕らが高校の文化祭で作っていた着ぐるみのザクなんかよりはるかに精密なディティールが、30年の間にスタンダードに作られるようになっていました。この頃、青森県の床屋さんではコンクリート製のガンダムとシャア専用ザクが「いる」だけでもすごいインパクトでした。

この床屋さんなんかは東日本大震災を経験しながらも、その後に制作量が増加して庭が急速に狭くなっていました。先日通りがかったら、見比べれば一目瞭然。まだ増えている(ガンダム、01に模様替えしている。いやそれよりドムとズゴックが隠れてしまったのが無念)んですから、大したものだと思います。自分じゃ100分の1スケールのプラモデルだって作るのいやです。

 

でも10年前、毎夕仕事帰りに、ガンダムの組み立ての様子を見物に湾岸線を走って出かけていたんだねえと、心境が変わる以前の自分を思い返します。

そして10年目の7月が始まります。

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