国連大学「環境と人間の安全保障研究所」が、世界的に洪水の被害が増大して、約20億人が大洪水の危険にさらされると予測すれば、国立環境研究所などから、南極上空でオゾン層の回復が進み、このころにはオゾンホールができなくなると分析。
少子・高齢化によりASEAN諸国の高齢社会が顕在化するかと思えば、地球総人口は93億人に達し、サイド建設と宇宙移民が開始されるらしい(宇宙世紀の到来はどうなんだか)2050年。星野八郎太君は、僕と同じ日に生まれているようです。いやこれはなんともうれしい奇遇だ。
日本全国の高速自動車国道(高速道路、都市高速道路、一般有料道路)が無料開放となる予定ですが、これが一番あてにならない見通しに思えます。しかしさすがに40年先の予測というのは、まだ曖昧模糊としていて、こんなのもあるけれど、40年前に描いていた未来ほどには見えてくるものが多くありません。
2010 1020。1月2日のときほど完璧なシンメトリックでもないのですが、2010年10月20日という数字の並びは、きわめて珍しいと感じたので、節目を前後にとってみると、40年というキーワードを拾うこととなりました。あの日、大阪万博で見聞きしていたテクノロジーの発達というのは、かなりのものがこの40年で実現してしまったためなのか、その遥か先へ進んだ世界を想像できるイマジネーションが、自分の中には育たなかったからなのか、ふと思い立ったら、意外と思い浮かぶことがない、2050年。
しかし知らなかった。プラネテスの主人公・星野八郎太が40年後の今日、誕生するとは。彼も彼の弟も、母親の談によると宇宙に旅行していたときに当てた子種だということなので、ひょっとすると超高齢社会と言われながらも、まだ人類の活力が衰えるのには早いのかもしれません。