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  ~懲りない傾向~

八月九日、だからといって特に関係ありません

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知人から「ふるーいロボット要る?」と声をかけられて引き取ってきたのは「ハック」です。物自体はそれほど古くなくきれいな状態ですが、ハックといったらウルトラQ、ウルトラマンに続くTBSのウルトラシリーズ第三弾となった「キャプテンウルトラ」の主要キャスト。たしかに「ふるーいロボット」です。ウルトラと言っても円谷プロではなく東映の制作なので、言ってみれば「がんばれロボコン」の先祖というところ。だけどハックの時代は二十一世紀後半と言われているので、ロボコンの方が祖先になってしまう解釈もできます。

しかしさすがにこの番組放送時代のロボットの性能設定はよく覚えていません。宇宙パトロール艇シュピーゲル三号機の専任パイロットで、右腕がロケット砲に換装でき、宇宙のかなりたくさんの異生物の言語を翻訳できる程度のことしか思い出せず、あとは決め台詞の「ほんにょごにょ~ん」くらいか。ってことで調べ物をしたら、動力はよくわからないままで、最大出力が「五百馬力」説と「五百万馬力」説が見つかりました。

正しい設定ってどっちだ? ロボコンは通常百馬力でフルパワーを出すと三百馬力。ハックの五百万馬力説は、たった一体でレッドバロン五体分というすさまじさになってしまうのですが。それにしてもハックというネーミングはなんとなく時代を先取りしていたような気がします。おそらくはぶった切るとか叩き切るという直接的な意味ではなく、切り拓いて進むという開拓のイメージと宇宙開発を掛け合わせたのだろうと考えれば、ですけど。

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