ざっと320年くらい前の4月ごろ、芭蕉は栃木路を北上していたはずで、浜通りに足を向けてはいません。双葉町の帰還困難区域には、まだあのオートバイが往く春を見送るように不動の姿で草に埋もれていました。
鳴く鳥も魚の姿も見ることのない、寒々とした先週の出張の朝の風景。
まだ、あるんですねえ…。時が止まっていますね。
ここにいることで、あの日を刻み付けてくれているんでしょうね。 そういう車両は他にもたくさんあります。
まだ、あるんですねえ…。時が止まっていますね。
ここにいることで、あの日を刻み付けてくれているんでしょうね。
そういう車両は他にもたくさんあります。