四十九日話のときに、長くなりそうだから切り離そうと思ったことが、いつの頃からかスプレー菊に緑色があるんだなあと気になったことでした。
「墓参用の花を前にして変な物言いですが、花束がいくらか引き締まるんですよ。花弁にクロロフィルが蓄積された、これは変異体ですね」
というのが花屋の所見。
自然界では受粉媒介の虫には目立たない色のため、子孫を残しにくいそうです。花き生産の世界では、育種者が変異体を見極めながら品種化していると。
それで、どんなふうに品種交配しているのかなあと調べ始めた話が、本論。
「緑色の菊」で検索するとあっと驚く結果となるのです。
・・・・・
インターネット情報なんかあてにならねーっ
ただ、あつ森のそれらは案外馬鹿にできないものだそうです。
違う、そうじゃない…。
って、あつ森人気ですねぇ~。(笑)
Google検索も最近の予測検索になってから、人気のあるトレンドの方へ誘導されていくので、マニアックな文言は検索に引っ掛かり難くなってしまいました。
昔は検索使いこなすのに、正確な文言と検索コマンドが重要でしたが、今は楽な反面本当に欲しい情報が手に入らないんですよねぇ~。
確か品種交配っても昔ながらのアナログで、変異(単に遺伝子異常とも取れるので異質)な特徴を持つ花同士で、何種類も人工受粉させてたかと…。
出来た変異種は不安定なので何世代か同じ兄弟同士+病気等に強い既存種で配合して、安定化させるんだそうで。
サカタの種の特集でテレビに出てました。
この検索では目が点になりましたが、霙に教えてもらった話では、園芸専攻の学者さんが膝を叩くくらい、あつ森の配合手法は的を射ているそうです。
花屋の話によると、自然界の遺伝子異常は大きな比率にならない苦労があるため、放射線を当てて変異させる技術も使われているとかです。それを聞いてしまうと、サカタのタネの交配努力の方がいいなあと思います。