「森林の日」という記念日(本日)はなんとなく知っていましたが、それを推し進めた「美し村(うましさと)連邦」なる団体の存在は知りませんでした。1989年に、村名に「美」の文字がつく全国10村が「全国美しい村サミット」を開き、そこから10年かけて8村による連邦が成立したものの、平成の大合併で大半の村が消滅してしまい、2003年に解散していました。そのひとつが茨城県に所在した里美村で、現在は常陸太田市に里見区として編入されています。
山や川、森林など後世に残すべき自然の保護、過疎化や高齢化対策への取り組みはその2年後、北海道美瑛町で「日本で最も美しい村連合」が発足し、60を超える地方公共団体が加盟しているそうです。残念ながら常陸太田市は加盟していませんが、里見の山と森の美しさは今でも健在です。