トヨタのうわさよりも現実的に、日産がセダンの開発中止を宣言してしまいました。世の中の流れとしてEVを主力としていく方針は仕方のないことですが、クルマの形をどれもこれも箱型から撤退してしまうのって、とても腑に落ちない。その理由のひとつがセダンの売れ行き不振ということらしいですけど、それってつまり、かっこいいセダンをデザインできないからじゃないのか?
百歩譲ってSUVへの移行を果たしても、巷のクルマがあれもこれも「そういうカタチ」になってしまったら、絶対に飽きられると思うのです。そんなにSUVのスタイルっていいの?
日産と言ったら(もとはプリンス自動車のブランドだけど)スカイラインにおける「箱型」というのは、フェアレディZに対するひとつのアイデンティティーだったはず。それを無くすという決断は、メーカー内ではよくよくのことなのではないかと思います。よってこのニュースの否定発言も電撃的になされています。もっとも過去には、そのスカイラインにもハッチバックは存在したわけで、この否定がスカイライン=箱だと明言したものなのかどうか。
しかしそれとこれとは別の視点でもあります。SUVはセダンよりも荷物が積めるというのはある意味神話だし、室内空間にゆとりがあるというのも、クロカン四駆時代の名残りのような気がする。それだったらテラノやサファリを復活させてもいいのではないか? トヨタはランクル300を作っちゃったよ。
と言いかけて、待てよ? そんな世の中になっていくとしたら、うちの奥さんいよいよサニーを手放さなくなるじゃねーか! いかん、それはいかんっ といって、もはやFB13のサニー(今乗ってるのが15)は手に入らない。でもやっぱりセダンはあった方がいい! ああっ、俺は何を言いたいんだどっちなんだ(笑)
要するに、王道が隙間になるんだったら、今こそエスクードに・・・以下、しつこいので略。エスクードに至っては現行モデルの生産終わっちゃったし。
スカイラインは辞めません!と発言されてますが、
少なくとも統廃合は必須ではないかと思いますよ。
スカイライン自体もう高級車でフーガと被ってますし…。
まぁ搭載量からハッチバック化に関しても、ケンメリが既に居るので違和感は有りませんが…。
巷ではスカイラインクロスオーバーが復権するのではと噂が出てます。
何でも間でもクロスオーバーSUVが出る時代かもしれません。それこそサニーにも(笑)
サニーはトラックもカリフォルニアもハッチバックもRz1もやりましたから、もともとなんでもありだったですね。
今の時代じゃ「売れない車作ったらクビだ」なんて言おうものならパワハラだけど、まずは次第にミニバンがクロカン四駆の二の舞になっていくんでしょう。
というところへ出てくるらしいダイハツラガーはどう切り込んでいくのかなあ。
スカイラインには乗りたいと思ったことは無かったんですが、僕は一時期、ガゼールに乗ってました。シルビアじゃないってところが天邪鬼。