真岡インターを過ぎたあたりから、手前の稜線の向こうにちらほらと見えている二つの峰があります。北関東道を栃木から茨城に向かって走っていて、青天の昼間だったらほぼ間違いなくこれは眺められます。
あー、この話の展開の前に、これってかなーり下らないオチですんで、あらかじめ謝っておきます。すみません。
北関東道は、他の高速道路同様、ハイウエイヒプノシス(居眠り)対策で適度に右へ左へとゆるくうねっています。
そのため、ちょっと進むだけで眼前の風景も当然変わるのですが、手前の山並みの切れ目まで軸線が変わると、このとき真正面に入ってくる山容がさっきと異なる。このような風景の変化は、常磐道側では見られません。
タネをあかせば「すみません」なオチで、前者は加波山(左手)、後者が筑波山(右手)。特に加波山が筑波山っぽいシルエットに見えるのが北関東道側からの特徴で、思いっきり関東以遠から来た人にはどちらがどちらかわからないことがあります(そもそも他所の地方の人には山の名前がわかんないか)
少なくとも石岡側の地域が生活圏の僕なんかは、けっこう似ているなあと感心してしまうのです。
電車通勤していた時は、朝、筑波連山を眺めながら駅に向かっていたのですが、筑波山かと思ったら加波山だった、ということが多々ありましたw
ウチの方から見ると、加波山の方が男前ですww
旧筑波町出身の家内は、今のつくば市の小田周辺からの景観を譲りません。僕は高浜駅からの景観が好きなんですが、要はそのあたりからだと峰が重なってしまうからだめと言われます。
つくばーど基地からだと基地を成す裏山が壁になって筑波山は見えないというハンデ持ちです。麓に降りて見え始めるつくばの稜線は、マイティジャックの艦橋からうしろっぽくなってしまいましす。