「何かお店ができてる」(雷蔵)
「鯛焼きって書いてあった」(風花)
「時期は良いけど流行るのか?」(新月)
などと話しながら素通りしたのです。そしたらこの鯛焼き屋、知人の小沼君が11月に開業した店舗で、町なかの評判だと「午前中で売り切れている」というものでした。小沼君と言えば、この独立以前は近くのコンビニエンスストアの店長をやっていて、過去に2年だったか3年だったか、北関東の店舗エリアでクリスマスケーキの売り上げを連続首位という快挙を成し遂げた人物。この逸話は、NHKのアーカイブで閲覧できるならば「ドキュメント72時間」が取材放送しています。
過去の話は置いといて、「たいやきおぬま」を訪ねたらば、四谷見附の老舗で修行してきたという彼は、1尾ずつ焼き上げる一丁焼きで、丁寧に鯛焼きに向かっておりました。餡子は小豆一本しかないという潔さ、その小豆も自ら畑を起こして栽培しているそうです。運良く30分待ちだったので10尾注文し(そんなに頼んだもんだから次の瞬間60分待ちにしてしまったのは俺です)、これを買い求めて持ち帰りましたよ。
そんなわけで、これはEレイドにて扱わせていただこうと、課題28に掲載しました。