本日の満月は8月中にもう一度巡ってくることから、巷ではBlueMoonと呼ばれていますが、二度やって来る満月のどっちがそう呼ばれるのか判然とせず、二度あるというからにはどっちもBlueMoonでいいのでしょう。
そもそもがこの解釈自体、天文学誌による掲載記事の間違いだったものが一般化してしまった説だそうですから。
菅原都々子さんが昭和三十年代にヒットさせた歌は、月あかりで蒼く照らされた夜道を遠回りして帰ろうというムードたっぷりの歌詞ですが、全て読み込んでいくと行きずりで出逢っていい感じになったけど明日にはもう離れてしまって二度と会うこともない・・・と、昭和三十年代ってけっこうアレなのね、な歌ではあります。
どっちにしても菅原さんの歌とBlueMoonには因果関係ありませんが、月そのものは一定期間を置いて一か月内に二度目の出会いがある。2037年にはそのBlueMoonが二度もあるそうです。だけどそのころ生きてるかどうかわかんない年頃になってしまいましたから、ことしの今月のこの満月・・・なんか尾崎紅葉みたいな物言いになってますが、今回のBlueMoonはいま楽しまねばなりません。
しかしケルトの民は、8月の満月を「紛争の月」と呼んでいたようです。