38万4400キロという月軌道と地球の距離は、おおむねそんなもん、という文献からの平均値で、つくばーどでは採用しています。おおざっぱに言えば、27日と何時間の周期で公転しているお月さんも、遠ざかったり近づいたりしていて、遠いときには40万と6000キロを越えています。その逆が、スーパームーンと呼ばれているらしく、今宵の月は35万6567キロという最接近値に対して、だいたい35万6577キロと試算されているから、極めて近いところで満月が輝いていることになります。19年ぶりの大接近だそうで、そういう時には「エクストラ」の冠が付くみたいです。
遠ざかった時と近づいた時のみかけの大きさは1円玉と10円玉の大きさくらいだと言われており、今夜は14%大きく見え、明るさも30%の増量ということです。午前4時ごろが、満月の完成。こういう事象は、いいこと悪いこといろいろ言われており、NASAまでもが見解を求められているのがなんとなく滑稽。しかし我々は、ペガッサ星人にあきれられたように、生息している天体の軌道を変えることなどできない未開の種族ですから、何を言われようともほっとくしかない。
ただ、ちょっと失敗したのは、先代のらすかるを走らせていた頃、ブルームーンだとかスーパームーンだとかの風物詩を知らなかったことです。先代が35万キロに到達したのは2004年の1月22日。実際の月と地球の距離は知りませんが、この日はばりばりの新月でした。実際の月が前回最接近しているのは、スーパームーンの周期に倣えば1992年あたり? おおっ、まだ先代のらすかるどころか、エスクードにはV6すらないよ。
現在、仙台でくすぶっているBLUEらすかるは、33万1500キロ。うむむむ・・・かすりもしていない。この話題を提供してくれたマミポコさん曰く「最接近でも月って遠いですね」とは、まったく同感です。まだまだ先は長い。
んんん・・・
確かに明るい
おっきい
頭の真上なのに
でも
カメラがぁ・・・
年に何度かの望遠レンズがほしい時でもあります。
こちらは比較的暖かいので
しばらく5分程ぼぉ~っと見てました。
目に見えるものはまず眺めるところから始まればいいかなあと思います。
ほら、共有の景色でありながら、少なくとも自分ちからの景色だけは自分だけのものって網膜に投影する満足感もいいじゃないですか。