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  ~懲りない傾向~

もうすっかり身内なグリフォン

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そう言えば「スズキエスクード」と「機動警察パトレイバー」は同級生でしたので、パトレイバーも本年35周年(まあそのことは4月に書いてるんですけど)ということで、土浦市役所がにぎやかだなあと思ったら、2階フロアにあのタイプJ9グリフォンの立像が奉られてしまいました。以前、パトレイバー展において展示されたグリフォン立像と同スケールのものを、地元のライオンズクラブが製作発注して寄贈したのだそうです。

いやー・・・またしても思うんですが、多国籍企業の裏側で犯罪組織も抱え込んでしまって(行きがかり上、ね)、その邪な部分が生み出したという出自のグリフォンでも、土浦ではすっかり身内扱いというのが、もう呆れるのをやめて微笑ましくさえ感じてしまいます。「シャフトエンタープライズジャパン・土浦研究所謹製」、なんて罪深い言葉なんだろう。

しかし地元のニュース記事を読むと、馬鹿の一つ覚えで「機動警察パトレイバー=アニメ」と決めつけている。この立像企画関係者が同作のメディアミックス性を知らないし、土浦市自身が「アニメで街おこし」などと言っちゃうのをまた鵜呑みにするマスコミも、所詮は街ネタ扱い程度でしかないということです。

グリフォンはアニメ版よりも漫画版の方で先んじて登場していますから。

2 Responses

パトレイバーは学生の頃に夢中になって漫画を読んでました。
夢中になっていたと言えど、もう何十年も前で何もかもがうろ覚えなのですが、グリフォンは好きな機体だったことは明確に覚えています。他の機体と比べスマートでカッコよかった。

その当時市内中心部にとある商業施設がオープンするにあたってそのビルの名前を一般公募していたのですが、何を思ったのかグリフォンを開発した「シャフト」をハガキに書いて送りました・・・もちろん採用はされなかったですが(笑)。

一応ちゃんと意味もあって「地域活性化の”軸”となって発展してほしい…」なんて思いもあったのですが、その数年後には市内に大型商業施設が開業し、その軸であってほしかったビルも含め中心街はシャッター街と化していき、色んな意味でほろ苦い思い出です(笑)。

  • 常磐線の牛久駅西口に、80年代に「エスカード牛久」という商業ビルが建ちまして、これはスズキエスクードよりも古いんですよ。綴りのうちUの部分だけAなんですが、これは造語でポルトガル語のestado(共和国)と英語のescalate(成長する)をくっつけたものでした。
    90年代になると、土浦に「エスタシオン」という風変わりなコンビニもできたんですが、こっちは、きうさんがやっている同名サイトと同じころに話題になってバブル崩壊後に閉店しました。

    「グリフォン」に至っては、僕が高校時代のときに二級上の先輩がツーリンググループ「グリフィン」というのを主宰していて、「横浜ケンタウロス」にあやかろうとしていた節があります。

    名前考えるのって大変ですよね。「つくばーど」もあとからとある障碍者支援学校が同名のゆるキャラをつくったので、うちは商標登録して先方には『平仮名表記』を禁じ手としてもらいました。