О・ヘンリーだとAfter~でしたが今の今日はまだ何も動きが無いので20年前のことを。2004年1月22日、先代らすかるの積算走行距離が35万キロに達していました。20年前だとESCLEV記録ではこの時代、尼崎で退役した1600ノマドが58万キロという途方もない距離を刻んでいましたが、ここまででも大変だったのです(今なんか更に荒行苦行ですが)。現在ではEscudoMilage括りでなら10台が30万キロを越えて現役で走っています。
秋にあらためて先代に触れる予定ですが、2004年は月軌道までたどり着いた最初の経験値を得た年でした。過去の栄光に過ぎないですよ、でもこういう節目を通過してきたことが、今の自分を形成しているよなあと思うのです。
スズキの普通車の素晴らしさを知りスズキの奥深さを知る為にもエスクードは絶対に欠かせない車種ですね。
決して諦めて欲しくないしスズキも決して諦めないと思います。
スイフトやソリオと共にこれからもスズキの屋台骨でいて欲しいですね。
しかし、最近トヨタグループがボロ出してて、正直良い気味です。
これを機に、提携企業に対して、トヨタが上から目線の交渉を辞める企業になることを心から協力に祈ってます。
それも出来ないならトヨタグループ解体的で良いと思います。
スズキにはもう一度いすゞ、GMと組むオプションも残されてると思うのでそれもアリだと思います。
何よりそっちの方がラインナップのダブりも市場のダブりも世界規模で少ないと思うんですよね。
スズキは、とことんコストダウンするら「エンジンとっちゃいますか?」という斜め上のセンスを垣間見せたメーカーですからね。
しかしディーラーごとにも事情があるのはわかるんですが、ここまで過走行してクルマを買わない客も客じゃない仕打ちがあります。
僕にしてみればそれほどすごいクルマを作ってしまった会社なのですが・・・
初代アルトの開発秘話ですね。
私の場合親の3代目ジムニーや3代目エスクードでスズキを知ったので従来の使いやすさや手頃さと新しいマッシブな小野体制のスズキのイメージが強いんですよね。
三菱自動車ほど無駄性能をもて余さず無駄に高くない、スバルほど癖も強く無い、しかし見かけ倒しで無い上にデザインも良くできたトヨタ車並みに頑丈の素晴らしいバランスの車で今のスズキにも繋がるスイスポやSX4のスズキによるエスクードですね。
スズキ以外にも本社が売れる車を造ってしっかりしてる分、販売会社が殿様商売になってしまうのは、残念ながらあるあるですね。
昔の日産三菱や一昔前のスバル、近年のトヨタホンダマツダダイハツも似たり寄ったりで。
本社の実力を自分達の実力と勘違いしちゃうんでしょうね。
ただ、今の時代、そういう販売会社なら淋しくも倒産してしまうのでしょうね、お客さんにも、本社にも優しくないので見放されて。
エスクードのデビューに関しては、当時30代の若手が仕事を任されたそうで、異例といえば異例のチームだったとのことです。
各部門の偉い人たちがGМとの共同開発で別の仕事に翻弄されていたことが、初代の誕生に対してかなりの自由度をもたらしたとか。
色々な偶然が功を奏したと言えるでしょう。
それ以降はモノづくりが優れていたのに出てくるタイミングにはあまり恵まれなかったかもしれません。三代目はデビューのタイミングとしては良い方だったと思います。うちみたいな素人サイトにとんでもないほどたくさんの、四駆に乗るのが初めてという人たちが質問に来られましたから。