日本アイスクリーム協会によって5月9日が「アイスクリームの日」とされたのは1965年のことで、この由来は前年64年のこの日(土曜日)に当時の東京アイスクリーム協会が5月9日を「アイスクリームデー」と企画し、都内の施設や病院などにアイスクリームを寄贈したり、ヒルトンホテルでアイスクリームの祭典(現在でも各地でアイスクリームフェスタが行われている)を開催したりのエピソードに始まっているそうです。
はて・・・? ←最近これ(「虎に翼」の名言)を使いたくてしょうがなかった
アイスクリームの記憶と言ったら、お袋に連れられ上京した帰りの汽車(正しくは機関車電化されていて客車列車でした。まあ車内は扇風機だけで冷房が無い)に、どこからか乗り込んでくる行商の違法販売ものを買ってもらったとか、夏休みの買い食いでホームランバーをかじっていたとか、の、暑い時期のものばかりです。そういう時代の写真なんかあるわけないので、本日の写真は娘らのライブラリから借りてます。
気象庁のデータベースで調べてみました。すると1964年5月9日の東京都内の最高気温は26.0℃でした。立夏候の終盤は夏日だったんですね。統計でもこれくらいの気温だとアイスクリームが美味しいと云われていて、まさしく64年は「アイスクリームデー」企画の当たり年だったようです。そしたら前述のホームランバーなんて、発売されたのが1960年の1月だったそうです。僕が買い食いしていた頃の単価が10円だったけれど、今だといかほどなんでしょうか。