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  ~懲りない傾向~

ありゃ88

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夏も近づく八十八夜~が茶摘みの歌であることから、全く意識していませんでしたがこの八十八夜は立春から数えて88日めを示しています。「八十八夜の別れ霜」という言葉があって、霜が降りなくなる時期であると云い、さあ茶摘みだぜとつながっていくのですが、これがことしで言うと5月1日。ところが〇〇から88日めという日取りがもう一つ。5月13日の「メイストームデー」がそれにあたります。〇〇とはバレンタインデーのことです。

「メイストームデー」は、温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く気象現象メイストームに端を発したもので、1954年5月9日から10日にかけて北日本近海でこれが起こり、漁船の集団遭難をもたらした災害が由来だそうです。北海道の沖合では風速毎秒15から- 30mという暴風が、春の嵐となって甚大な被害を与えています。

それではこの日は気象災害に備えようという警鐘の意味があるのかと思ったら、バレンタインデーから88日過ぎたので、ぼちぼち別れ話を切り出してもいいんじゃないの? ってなことになっているのだとか。ここに冒頭の「八十八夜の別れ霜」が強引に刷り込まれているわけですが、だれだよそんな不謹慎デー作っちゃったのは。

この話で思い出しましたが12日の昼も寒くはないけれど風が強く、麓ではところによりにわか雨も降ったのが日曜日の空模様でした。さらに未明から翌朝にかけて各地で嵐が吹き荒れたような豪雨だったので、メイストームの方は本当にあるんだなあと実感しました。つくばーど基地に関しては山麓の森の中で風も雨もたいしたことはなく、在宅仕事という巣ごもりでだらだらとしていたのは秘密です。

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