普段から混雑しているわけでもないのにこの時期になると他府県ナンバーのクルマが押し寄せ、買い出しに行くスーパーマーケットの駐車場に事実上の違法駐車をしているわけです。近くの焼き栗販売店の駐車スペースが小さく、あっという間の満車になって、あふれてくる客としては渡りに船なのでしょう。そこのスーパーマーケットでもなにかしら買って行けよと言いたいけれど、まあいつになっても持ち主は戻ってきませんから、相手にもしてられません。
行きつけの洋菓子屋も秋口は少ない収容台数の軒先がパニック状態。栗の調達も間に合わずに近所の生産農家と契約したそうで、次に大変なのが栗の加工。平日臨時休業してペーストづくりに奔走しています。栗日本一を標榜する街の宿命か、栗をふんだんに使ったやつでないとダメらしいのです。インフラが脆弱なのに売込みばかり仕掛ける笠間市のやり方は大いに疑問。その売込みも質より量だもの。ブランドを安売りしてどうするんだと。
実は上の笠間の栗のモンブランは昨年のもの。今年のは左ですが、栗の需要高騰のためにやむなしの変化が起きています。無理しないでさあ、昔ながらのサツマイモフレーバーなモンブランだって美味しく懐かしく食えるんですけどねえ。これで47都道府県魅力度ランキング(それこそそんなもんどうだっていいんだけど)、なんで45位という下位ランクなの?