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  ~懲りない傾向~

小京都エスクード紀行 青影さんの観察1

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以前、青影さんが綴っていたポタリングやバイクツーリングのブログの中で、民放番組のミステリーものに登場しているエスクードを観察した記事がありました。残念なことにそれを拝読している最中、このブログを提供していたプロバイダがサイト閉鎖してしまい、記事もろともそれらの情報は消えてしまったのですが、なんと青影さんは録画映像の中から再構築してリポートをまとめて下さいました。

「エスクード登場は全30話中、16~29話です。
登場作以外は消去したので曖昧な記憶ですが、16以前の作品では公共交通機関中心で、14で自らドライブですがカローラ等の大衆車 でシーンはあっさりとしたものでした。
15のランティスでは走行シーンにこだわりを感じるようになりまして、エスクードからは車両自体も重要なアイテムになってます」

第16作(1996年) 「みちのく角館殺人事件」   
タイトル通り角館、田沢湖、盛岡などをTA31W岩手「わ」ナンバーでライター柏木尚子(片平なぎさ)ドライブ
JA11ジムニーも登場人物の車として出ますが、エンドロールにスズキ関係は一切ありません。

 

いやー・・・青影さんすげー。サスペンスとミステリー番組は見ていないので、エスクードがちらほら出ていることは知っていましたが、これほどたくさん扱われていて、しかもけっこう別の個体がそれぞれ現地で調達されていると思われる点がわかります。登場第一弾がディーゼルエンジンのエスクードだったというのも、なかなかのトリビアでした。

登場個体をすべて書ききれないので、以下次号。

わかっちゃいるけど責められない

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スーパースージー誌上にて連載の始まった次期ジムニーに対する「外部からの提言」。そこに描かれている「外部から提案されたデザイン」ですが、これを手掛けたのがスズキでデザイナーを務めた福永辰巳さんだというところに破壊力があります。

1300ccを想定した5ドアの「カラビニエリ」(イタリアの警察軍のこと)は、軍用テイストのスタディモデルです。

これを量販車テイストにアレンジしたものが、二階堂裕さんのコラム欄にも掲載されていて、所得の上がった現在のオーストラリアではジムニーがコンパクトすぎて不人気ゆえ、1300クラスの5ドアが必要と唱えられています。やはり福永さんの提案デザイン。

努々断っておきますが、次期モデルの決定稿などではありません。あくまで誌上提言のデザインです。

ジムニー雑誌なので、ジムニーの提言は至極当然のお話です。ビターラがSX4系統に行ってしまったのだから、まともに攻めようというならジムニーを使うしかないということもわかるわけです。

だけどさ、だから言ってきたじゃないのさ。

小型車の再考(前編)とか、同(ひとまず後編)とか。

どう見たってこれらの次期ジムニー提案は、エスクードノマドの再来なんですよ。そしてそれもまた当たり前の話で、初代エスクードそのものが、「ジムニーユーザーが次に乗りたくなる四駆」として企画されたものだったのですから、巷で言われているハスラーワイドなんて方向には向かわないのです(メーカーはそう考えていないかもしれませんけど)

そこで「カラビニエリ」。そこかしこにどこかで見たことのある別の四駆のラインが見え隠れしていて、意地でも「これはジムニーであってエスクードノマドじゃないんだよ」と主張したい感じでもあります。なんだかイグニスのデザインの考え方って気がします(福永さん、イグニスにもかかわっていますし)。「5ドアキャンバストップ」も、なんとなく同様。

素直にノマド再販した方が話が早いという声は・・・まあ届かないだろうな。ジムニーで充分に売れちゃうだろうから。

 

 

通らばリーチ

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四代目エスクードの全幅が1775mm、三代目だと1810mm。昨年、cyber-Kさんに協力していただき、四代目のオフロード性能を試しに基地の裏山へ車両を持ち込んだ時のことでした。

その際のリポートはこちら

コースは程よく荒れた林道を上り、鋭角ターンしながら狭隘のヒルクライムをこなして、ALLGRIPはけっこう走るねえと稜線の向こう側の本線に出て下りはじめたところ、コーナーの入り口に杉の倒木が放置されているのでした。

いるのでした。って、知ってて連れて行ったんだけどね。

ロードクリアランスや対地アングル、サスペンションの動きも重要ですが、通れるか通れないかという前提もあるんだよねえという実験だったのですけど、さてここを三代目が通れるかどうかなのです。四代目はギリで抜けています。

ちなみにディスカバリー2だと1793mm ←なんか誘ってる

いつの日か再び

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10日午後、仙台市を出るときのオドメータから、使える距離は200キロ。帰宅するから北上はない。常磐道でいわきへ出るか、磐越回りでいわきへ出るか、はたまた東北道オンリーか。いずれにしても途中下車しないと、630000キロの刻みを撮影できないのです。

いくつか候補を計算すると、磐越回りのいわき湯本インターが195キロでした。

ということは、この場所がちょうどの場所になる。先代が430000キロを刻んだ日の明け方に立ち寄った日から、12年めになります。その後もうちのエスクードのすべてがここへは来ていましたが、BLUEらすかるの記録更新にもかかわりができるとは、偶然とはいえ物思いしたくなる黄昏時でした。東の空には満ちてきた月が昇っていました。

月齢をみたら、2日後に満月。←やっぱりなー・・・

光陰矢のごとし

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固定ページにて詳細のお知らせをさせていただきました。来月、スズキエスクードのミーティングを開催します。5年前にもエスクード誕生25周年のためのイベントを1年前倒しで開き、10年前には特設のウェブページを公開したからと安心していたら雑誌からの依頼が舞い込みわずか数日でイベント設営したという行き当たりばったりなエスクードの企画。今回は来年の2018年に誕生30周年となる節目を見据えて、少しずつ準備を始めています。

ことし、どれだけの企画を進められるかはまったくわからないのですが、ツーリングもオフロードコース走行もあるでしょうし恒例の妙高高原とん汁と宴会も、いくつかのレイドシリーズのどれかを開催する予定です。ただ、どれもこれも初めて参加してみようかなというユーザーさんには敷居が高いとも言われます。

そのような背景を考えると、エスクードのミーティングは過去の何度かの節目においては「まず集まって歓談しよう」というスタートラインを敷いてきました。今回はそこに立ち返って、デイキャンプバーベキューと記念撮影が目的となります。

しかしこれがなかなか一筋縄ではいかないもので、会場となる天狗の森の過去統計を引っ張り出すと、花見シーズンに入っているはずなのに小雨だったり肌寒かったりの4月なのです。まあまあ小雨程度なら決行ですけど、どうせならあったかいほうがいいよねえ。と思ってはいますが天候ばかりは抗えない悩ましさがあります。でも日時を決めないとミーティングも成立しませんので、4月16日は固定します。遠方から来られる人のために、10人程度まで前泊可能(ただし布団はありますが性差なく1ロッジに宿泊です)としてあります。

まずは「花見になっているか、我慢大会化しちゃってるか」を見極めに行ってやろうというノリで遊びにおいでください。

 

弾なんかはねかえせー

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弾丸はまあ貫通しちゃうでしょうけど石は跳ね返しました。

が、ただでは済まないのが世の常です。去年だけで5回くらった跳ね石は幸いにも当たり所が良くてここまでは至らなかったんだけど、久しぶりにリペア修理だよ。このガラスは2011年に新調したものですが、リペア修理は7回め。うちのクルマで一番多い修理項目は何を隠そうこれなんですよね。

Team WESTWIN Warriors#106

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TDA2017年シーズンが、いよいよ3月第1週から開幕します。本日はそれに向けた公式の練習走行会だそうです。我らがチームウエストウインというと・・・

「うーん。ちょっと作業が間に合いませんでしたねー。後藤くんには開幕戦ぶっつけ本番で乗ってもらうことになりそうです」

島雄司監督は苦笑いです。実は後藤誠司選手のTA51Wは、エンジンをJ24Bに換装するという計画を進めていました。しかしユニットが別物で取り回しの変更も大きく、なによりエンジン単体の単価がこなれていないそうで、「なにその値段、エスクードの古いの丸ごと1台買って来られるじゃない」と僕も驚かされまして、計画断念に至りました。

「もうねー、そうすると51Wに関しては手慣れたやり方でまとめるしかないのかなあと。ああ、インクリースマシーンとか超電子ダイナモのことじゃないですよ?」

という紆余曲折で作業が始まってはいたのですが、始まったら始まったであの車にとりつく人々は職人ばかりだから、手を抜かない分時間にも妥協してくれません(たぶんそれで間に合わない)

そんな情報を聞き流しながら、TA52Wのパーツ更新を進める川添哲郎選手は一言。

「それってどうですかねー。コースが恋の浦ですからね、あまり脅威は感じないなあ」

まあほんとに少し昔のレース漫画を読んでいるような展開です。僕も川添くんの意見に同意です。でも乗るのが後藤くんですから、漫画みたいなことが起きるのかもしれません←すげー失礼なこと書いたよ俺

 

究極ち・・・違いますね

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実はどこの、とは書けないんですがとあるアリーナ店の店長さんから新型のお話を聞いたことがあり、

「あまりにも変わりすぎてしまって、売れるか売れないかはっきりしそうなんですよねえ」

との困惑を耳にしていました。それってたぶん、スタンダードモデルのことじゃなくて、スティングレーのことだったんだろうなあと、そのデザインを目の当たりにして感じました。

こりゃエスクードの古いのに乗ってるおっさんなんか、おらおらとあおられそうな攻撃型ですわ。一方スタンダードなRの方は、むしろ地味なモデルチェンジに感じます。それでもどこかEKワゴン「っぽさ」が見え隠れして、それをガンダムマークⅡ化したような感じがしないでもない。

それにしても、今回のワゴンRのCピラーがとっても気になります。この形ってエスクードのコンバーチブルを彷彿とさせるじゃありませんか(そんなこと思うの俺だけだろうけどさ)

ということで、どうせなら究極超・・・Rをと、こうしてやるーっと屋根後部をぶった切ってしまってはどうかと。ロールバーの一つもくくりつけてアウターキャリアに仕立てれば・・・

 

流行性か・・・(風邪じゃねーってば)

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ぐるっと見回してみたら(個々の理由は書きませんが)あちこちのエスクードが修理入庫している。流行性というか連鎖というか。壊れるときには新しいものでも壊れますから、年式相応に古くなっている個体はなおさらです。うちのも機を見て入庫させたいところがあるんだけれど、半日ドックで入退院を繰り返しているような状況です。

やっぱりあと1台ほしいなあ。

幻の開発プラン

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2007年末頃の時点で、エスクードの4代目は既にユーザー間で噂を受け止めていました。その頃、生産開始は2012年あたりからと言われており、プラットフォームも現状流用、つまり3代目踏襲で考察されていました。

それはそうだよね、3代目の出来がとても良いものを産み落としたと皆が評価していましたから。

これが2年ほどのずれ込みと共に、SX4の2代目をプラットホームとする計画に鞍替えされていったようです。分岐点がいつごろなのかはともかく、分かれ道は燃費と環境基準、それをクリアする上での車重、現状維持がブランドを残すために適当かどうか等が協議されたことにあるのでしょう。ともかく、と言っておきながらも、リーマンショックからの舵取りが急速に行われたことは想像できます。

そうして残すモノは残し諦めるものは諦め、「エスクードのモデルサイクル」の中で4代目を具体化させた速度は、案外スピーディーだったと言えるのかもしれません。それに対して実はこっち(とりあえず、僕)がついてこられなかったんだねえと思わされます。