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  ~懲りない傾向~

謎の光子力研究所

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光子力エンジンそのものがいろいろ謎含みのマジンガーZですけど、誰もが知っているその格納庫は、光子力研究所敷地内の汚水処理場(二次処理中の沈殿池と思われる)が底を二つに割って処理水を落としながら、マジンガーをリフトアップさせてくる。

前田建設ファンタジー営業部でも、明確に「プール」と思われていたけれど「処理場」とリポートしていました。

もちろん僕だって自信をもってそう思っていたんですよ。ところが、最近発売されている永井豪さんの単行本を読んでいたら、弓さやかがとんでもないことを言っているではありませんか!

ええっ、原作者がそういうネームを切っていたとは!(これが誤解正解の源だったのか?)。でもこの会話の出てくるエピソード、初めて見るのです。少なくとも少年ジャンプ初連載の時のものじゃない。これいつ発表された話なんだろう?

こうなったら・・・!

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もうあとがない大ピンチ!

青年はきりっと宙をにらみ、懐から赤い物体を取り出す。

うちは当時(今もか)貧乏だったから、まだカラーテレビがなかったため「赤くなかった」んですが、えっ?と驚いて画面にかぶりつこうとしたのです。

 

唐突にこのシーンが見たくなって、ソフトを買ってしまいましたよ。

誰だよこんな脚本で撮ったのはと、最初に調べたのは高校生になってからでしたが、若槻文三さんと金城哲夫さんの合作で、監督が満田かずほさんだった。今だと、誰だったんだろうこんなこと提案したのは。って思っちゃいます。

 

どげんすっとねーっ⁉

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せっかく福岡に行くつもりだったので、先月からこっちで毎週日曜日の放送が始まっている「ドゲンジャーズ」を現地で視聴できるし現物を見られるかもしれないぜとほくそえんでいたのですが・・・・

結局行けなかったし!

まあその分はネット配信で見ればいいんだけどさ。

別の因果が此に報い

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あの「跳んで埼玉」では埼玉県を大いに蔑みながら、その実そんなもん以上に「ヌーの群れしかいない」ような発言で茨城県を罵倒していた二階堂ふみさん(そーじゃねー彼女自身じゃねー)ですが、連続テレビ小説「エール」で入学した音楽学校って、「気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまうという」(注 引用はマンガ版)茨城県の県立土浦第一高等学校の旧館じゃありませんか。まあ二階堂さんのせいでも何でもないんですけどね。

駆け足でも構成上手な総集編

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連休なんだか連休じゃなかったのかよくわからなかった先週、夜中の机仕事のかたわら、「いだてん~東京オリムピック噺~」の総集編(録画)を流していたのが半分「当たり」で、当然残り半分は仕事の手が止まって「失敗」でした。

が、毎週見ていた大河ドラマ時間帯と異なり、全体を第一、第二部それぞれ前後編というまとめ方にしてある分、ストーリーが引き締められており、これはこれで見やすくてよかった。

「いだてん~」は、国盗りものや維新ものと異なり、数少ない近代史を扱ったことや、時代と場面の転位が激しく、なぜ落語が絡むのかなどモザイクのような構成ゆえ、周囲の高齢者はこぞって面白くないと言っていましたが、雑学でしか知らなかった明治から昭和にかけての近代史や、特にオリンピック招致に至る、教科書では教わらなかった史実を知ることもでき、実はかなり久しぶりに全話を欠かさず見ることとなった大河ドラマでした。

総集編は約45分の47回分を4時間半に凝縮したものですが、物語の縦軸に関してはしっかりまとめられています。まあばっさり落とせる部分もあるので(そこはそこで、大河としては真新しくおもしろかったのだけれど)、あとはどこをどうまとめるかで制作側の手腕が発揮されたような気がします。

しかし、やっぱり削られたパートにもそれなりに意味があったよなーとか、ブルーインパルスのくだりはもっと残してほしかったよなーとか、閉会式の楽屋裏かなり無くなっちゃってるなーなどと、よせばいいのに今度は毎週録画していた方を見始めてしまうという・・・ あれ? それ「半分失敗」で済んでいるのか?

乗り遅れたよ因果地平

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昨日が「伝説巨神イデオン」の放送開始四十周年だったそうで。しまたっ、「よる」の指定掲載日でイデオン談入れられなかったよ。

それにしてもそうですか、四十年にもなるんですか。同じころ、則巻アラレも誕生しているんですが、すっかり忘れてましたよ。当時、バイクに乗っていた友人が次々と「イデのサイン」をバイクのヘッドライトにテープで描いて、まあ続々と自爆してました。

僕はといえば、当時はまだホンダZでしたがヘッドライトに左右とも(やったのかよ)・・・まあエンジン焼き付かせました。

しかし昨今の七章もかけて細切れにして客寄せする映画に対して、接触編と発動編のWリリース(82年。あ、再来年乗り遅れないようにしよう)って、イデオンは暴走してたといっても真っ向勝負でしたよねえ。

 

輝くマシン

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これはうちのやつ

インスタグラムを漂流していたら、といってもアカウントを持っていないのでコメントすらせずに拝見するだけなんですが、さほさんがS.I.C匠などのミニチェアを掲載し始めていて、びっくりするほどのコレクション数にびっくりするわけです。

てきとーに撮ってウェブにアップロードして「どうせサムネイルサイズだからボロは見えねー」という僕のところと違って、撮影用小道具やライティングをきちんと用意し、びしっと絞りを効かせたシャープな仮面ライダーやらロボット刑事に見とれてきました。

コントラスト弱い

僕のところでは、スケール感をどうやって出そうかなあという逡巡はあるのですが、しょせんミニチェアなので、それ相応のスケールの背景やセットでもでも作っておかなければ話にならない。でもそんな細かい仕事はめんどくさがりの僕にはまずできなというか、やってらんないのです。←やれよ

上のサイクロンは背景素材をもらってきたもので珍しいケース。ただ画像処理ソフトなんか持ってないのでろくなものになりません。たいてい実景でごまかすことしかやってこなかったのが、あらためてウェブを見ると、それこそサムネイルサイズなので何の効果もないという(笑)

続 謎の地球防衛軍 拾遺

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ウルトラ警備隊は地球防衛軍極東支部の精鋭部隊。極東基地勤務300名の隊員のうちわずか5名という、どういう難関を越えないと任官されないのよ? と思わせるほどの精鋭中の精鋭です。が、いとも簡単に6人目を、しかも素性の知れない風来坊を雇ってしまう場当たりな司令部の指揮下にあります。一時期、これはМ78星雲の恒天観測員340号が防衛軍内にとどまるために首脳陣を集団催眠にでもかけたのかと考えかけましたがそれじゃあ侵略だよと。

だから340号は司令官、参謀には素性と共に星間戦争の実態を解き、正体は明かさずモロボシダンとして警備隊の末席に滞在することを交渉し了承を得たのでしょう。これは軍でも第一級の機密事項となったはずですが、軍内でどこまで情報が開示されていたかには興味があります。おそらくキリヤマ・カオル隊長まではこの機密を知ることとなっていたと考えるのが妥当で、隊長もまた知らぬふりを命じられていたものの、時折つい、言葉尻などで漏洩しかけたりしていた節があります。

史上最大の侵略時には、ダンの素性を知った隊員たちの狼狽に合わせていたけれど、「明日を捜せ」「人間牧場」「月世界の戦慄」では、うっかりな言動がないわけでもない。特に危なかったのは「零下140度の対決」において、エンストしたポインターからのダンの連絡を受け、あっさりとポインターを放棄し基地へ戻れと指示したことです。このとき、極東基地は周囲半径2キロ程度がポール星人の攻撃を受け、外気温が零下112度というすさまじい環境となっていました。

にもかかわらず、クルマを棄てて歩いて帰って来いと。冷静沈着のようで、かなり迂闊なことを口にしてしまっているのですが、運よく誰もそのことに気づかないうちに地下原子炉から基地へ電力を供給している基幹ケーブルを破壊され、基地自体が極超低温の危機にさらされてしまいます。極東基地はこれ以前にも侵略者の侵入を許していますが、この事件はおそらく基地開闢以来、初の大惨事だったと思われます。

 

放棄か籠城かの選択を迫られ、一時は撤退を指示しながらも復旧を遂げ反撃に転じることはできました。しかしポール星人が侵略を諦めるまで、誰も彼も「いなかった人のことなど気にしている余裕も無かった」状態ですし、隊長がダンの素性を知っていても、まさか無敵の超人が寒さに弱いとは思いもしなかったのでしょう。キリヤマさんが無能だとは決して思っていません。むしろ彼だからこその人望で、精鋭部隊は成り立っていたのです。ウルトラ警備隊って、大変な仕事なんだねえ。

世に盗人の種は尽きまじってわけでもないんだけど

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「閃光のハサウェイ」って小説は、あの当時にガンダムシリーズものとして読んだ後味がとても悪い物語でした。機動戦士ガンダムが、単なる子供向けのロボットアニメじゃないのよ、という主張は散々聞かされわかっているつもりでも、主人公が反体制派のプロパガンダであってもかまわないとしても、やっぱりガンダムに乗り込む人物が、戦争(それ自体嫌なんだけれど)と無縁の場所で要人暗殺の急先鋒となる。ってプロットに納得できるわけがないのです。

マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアは、ネオジオン紛争時にいろいろと呵責をため込んだんでしょう。その屈折から暗殺者へと身を投じていくプロセスは、ちょっと小物ぶりが鼻につくし、小物ゆえに最後の最後は撃墜され投獄され処刑される、という扱い。それがすごく厭で、あの当時、従弟に頼まれてオリジナルのガンダム小説を書いたときに、Zガンダムの際にはフラウ・コバヤシのおなかにいた子供を男の子と決めつけ、この子が14歳になった宇宙世紀を舞台に、「戦争はやらず、宇宙災害と対峙するガンダム」を書き出したことがあります。

これがちょうど、閃光の~の半年くらい前の時代設定でした。

僕は素人だしガンダムの関係者でもない、いわゆる「俺ガンダム」を書きかけただけなんですが、俺ガンダムならばこそ、絶対に閃光の~よりも面白い。なんでかといえば、「逆襲のシャア」で人々が英雄を失った疲弊の時代に、なんでまたハサウェイのような陰鬱なやつを見せつけられなければならないのか。てな思いで、世のため人のためのガンダムを、独り立ちしようとする少年を、大人はいかにして見守るのかというテーマで書こうとしたからです。

書きかけのまま何十年も経っちゃいましたけど(ネットの海には、書きかけのパートがまだ漂っています)、まあ外野が遠吠えしても完成してなきゃケンカにもなりません。悔しいから、このガンダム映画は絶対に観ません。

 

 

ダークサイドのR&B(richard & burns)

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イギリス情報部第七号の教育係という「なるほど!」なキャラであるグラハム・バーンズが、歴史の時系列ではなく登場順にみていくと柳恭平、火付けの柳といった活躍?を経ているわけですが、もともとはシャフトエンタープライズ・ジャパン企画七課長内海ことリチャード・王に端を発するのは、知っている人なら知っている有名な逸話です。

リチャード・王の、それまでになかった快活な悪役像を気に入った新谷かおるさんが、ゆうきまさみさんからキャラクターを譲渡され、より幅広い肉付けを行ったのが火付けの柳であり、柳恭平であり、グラハム・バーンズでした。

素材としてはリチャードと柳は別人なんですが、スターシステムなんざ知ったことかよと、「歴史の襞に現れ消える謎の男」と仮定し、バーンズ中佐が最初の人物だとした場合、90年代初頭に暗躍する火付けの柳は年齢上の矛盾が生じるけれど、弟子のジェームズ・ボンドだって日本人に化けたことがあるくらいだから、アンチエイジングとか冷凍睡眠とかも付け加えれば無理くり同一人物説も適うかもしれません。

そうして柳恭平を経て内海・リチャードへと変遷していくのは、その顛末が顛末なだけにちと殺伐感をぬぐえませんが、情報戦、商戦、F‐1、エアレースときてレイバーを扱うビジネスマンの側面は、やはりゆうきさんの種まきと、新谷さんの功労によるものでしょう。残念ながらゆうきさんはリチャード・王を死で幕引きさせ、新谷さんは自身が筆を折ってしまったため、これ以上の広がりはなさそうですが、どのキャラクターも魅力にあふれていることには変わりありません。