会社で頂き物の梨と巨峰を分けた日に はるちゃんから桃砲着弾(笑) 配達の方に会社へ回ってもらったので そのままお裾分けして残りを我が家へ。 しばらくは食後のデザートに不自由しないな♪
娘らは盆休み無しの夏、雫さんは職場から指示の健康診断で不在の昼。僕は僕でこの日の夕方までに原稿を仕上げなくてはならない締め切り日。家族不在は致し方ないとて、原稿書きは遅々として進まず冷蔵庫の扉を開けてしまったのが運のつき。
仙台時代とは雲泥の差の食材に恵まれた環境なのに、手抜きで作れる献立のレパートリーが足りないのです。あ、TKGなんてのは論外ですよ。
とりあえず勝手に使っちゃっても怒られないよな(一家の主が何でそこを気にする)というものの中から手抜きで作れたのが麻婆麺でした。前回・・・12年も前のことですが、コムロさんが「激辛でお願いします」とコメントしてくれているのは真理です。麺にあえるのなら半端な辛さではいけませんね。
人に食ってもらうものじゃないので自分が美味けりゃ満足な午後。このあと寝落ちして原稿がどうなったかはまあ、ご想像とは異なると思います。
このところ何度か前橋に仕事で出かけ、その都度新前橋駅前の大黒寿司で昼飯をいただいていたのですが、段々いちげんさんから抜け出つつあることに満足感を得ているという子供みたいな自分です。限定ランチやらハンバーグやら刺身やらナポリタンやらカレー食いに行ったりコーヒー飲みに行ったり、ほんとに雷蔵は仕事しているのか? とか思われそうですが、もちろん出張ですよ仕事ですよ。仕事の話なんか書いてもちっとも面白くもないんですよ。
春前にカツカレーを頼んで、カレーもカツも大変美味しく、ならばと三度目にはカツ丼を試したらばもう安定のうまさ。しかしこれは、やっぱり豚肉そのまま焼いたやつを食うべきだよと、それを選んだのです。デミグラソースがけというのは予想外でしたが、塩コショウの利いた厚めのソテーはカツシリーズを食ってきた真打として申し分ない美味しさでした。次回はトンカツでシリーズに戻ろう。でも割り箸をご覧の通り、こちらは寿司屋さんです。
そして前橋の猛暑。迂闊にもトンカツを食うスタミナが削られ、小ざっぱりしたものに切り替えてくれという胃袋に気を遣って刺身定食に逃げました。白米は少なめにしてもらっています。だって寿司屋がやってる食堂ですから、刺身だって出てくるのです。カツシリーズよりは高めですが数えてみたら刺身の五点盛にとどまらず、酢のものにも五点の食材が使われている。刺身定食で蟹の爪というのは未経験です。どれもこれもうまいのです。
土用どようと言ってるけれど、「ドヨウってなんなんだっけ」と老化してきた脳髄に鞭打ってあらためて勉強しました。木・火・土・金・水の諸元素に万物の根源を求めた陰陽五行思想が暦というか四季にも影響を及ぼしたものの、春を「木」、夏に「火」、秋が「金」、冬は「水」と当てはめていって、「土が余っちったよ」「なんで途中で土を飛ばしたんだよ」「土だから金と秋でもよくね?」「すると冬が水になっちまう」「水用どうでしょ?」「んー・・・どうなんだ」
などという喧々諤々があったかどうかは知りませんが、要するに陰陽五行もうっかり仕事とは言われたくないわけで、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間に「土」を割り当てることにしたのだそうです。まあしかし、やっつけ仕事と言っちゃうか。
この待遇によって、土用期間中に「土用の丑の日が二度ある」ケースも生まれています。日のめぐりに十二支を持ち込むと、丑の日は12日周期で回ってくるためです。今年は7月24日が立夏後の「一の丑」でしたから、立秋となる8月7日までにもう一回「二の丑」がやって来るのです。春にもこの二度丑の日はありました。
「それはこれこれはこ・・・」
土用の丑の日は一年間に6回あります。その半分で鰻を食うのはやっぱり贅沢?
自分の日常パターンでは、上りの友部サービスエリアで食事をするという習慣はほとんどないのですが、上りのフードコートのラーメンには1日限定20食の「ローストビーフラーメン」というのがあるとHighwaywalkerで読み知り、へーこれは競争率高そうだなあ・・・でも平日で早い時間帯だったら食えるかもしれない、と、わざわざ北関東道で高速に上がってジャンクション経由で常磐道に移動したのです(SA外側にも駐車場あるじゃん・・・というより仕事しろよ)
この献立、早い時間帯だとやっていなくて、10時から券売機に品書きが上がってくるものでした(9時半に行っちゃったよ)。友部上りのラーメンは濃い口に感じる黒醤油ベースですが悪くはない。ローストビーフは常陸牛を使っているそうで、そこが限定の所以なんですが、まあなんというか美味いだけに、もうちょい厚切りにしてよとは思いました。はて季節柄需要がいくらか減っての限定20食にありつきやすかったのか。もともとそれほど知られていないのか。
そこは定かではありませんが、どうも最近、ここでは「NEXCO東日本ハイウェイめし甲子園」でグランプリを受賞した「ibaraki~杜の詩 いゃ! どうも~」という献立が注目されていたらしいのです。常陸牛ロース、つくば鶏つくね、つくば美豚しょうが焼きのミニ丼3種類を同時に食えるものだとか。しかし料理は凡庸なうえになんだこのサイテーなネーミングと、見映えだけしか考えられていない食いにくい器は。