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  ~懲りない傾向~

見下ろせばボスポラスの夢

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tunnel仙台市内で開かれていた展示会で見た、オスマン・トルコ時代のボスポラス海峡の断面図。なんと、海底トンネルの構想図なのです。解説によれば、これが描かれたのは1860年代であるとのことで、帝国と呼ばれたこの国は衰退を始めていた頃ですが、その時代に既に海底トンネルで海峡を渡ろうという考えがあったのに驚かされます。

奇しくも、この海峡下では大成建設が横断鉄道の建設を進めていて、トンネル自体は貫通しており、ことし鉄道がアジアとヨーロッパを結ぶことになっています。オスマン・トルコの夢は150年の時を越えて現実のものになるそうです。

そしてこの国と街が、2020年のオリンピックをめぐる、東京のライバル。脳内下馬評としては、こっちのほうが圧倒的に有利のような気が・・・