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  ~懲りない傾向~

立ちはだかるB級

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洋風カツ丼昨年のタレかつ丼・・・と昨日書いてみて、夜会のことは触れたものの、そのタレかつ丼については流していたんだっけ。と、昨年の記事「その日から45年」を読み直して気がつきました。

などと書き出していて、最初に出てくるのがタレかつ丼ではなくて洋風カツ丼なんです。「新潟行ったらイタリアンだろうっ」とも言われそうですが、実はそこはまだ介入していません。新潟ファーストコンタクトは、単独でふらっと立ち寄った長岡の武屋の洋風カツ丼でした。

大体にして無謀なのは、洋風カツ丼がどんなものかも知らない状態で、いきなり武屋にたどり着くという当てずっぽうさ。おおよそ「ふらっと立ち寄れる」ようなところには所在していません。その上「洋風」とうたっているわけなので、思わず、どこが丼なんだ! と言いかけてしまう未熟者っぷりです。サラダ、マカロニとワンプレートなのかと油断させておいて、その下にまでご飯がよそられているうえ、厚切りのカツを隠すようにマッシュルームをこれでもかというほど入れ込んだデミグラソースには良い意味で唖然としましたです。

たれカツどんその後連れて行ってもらった新潟市のかねこで出会った、ここでようやくタレかつ丼ですが、品書きを見ていて「三段とかチャレンジとかったなにそれ?」と聞いたら、たれの効いたヒレカツがご飯の中に積層され、チャレンジに至っては五層におよぶ1キロものだという。「無理だそんなの。普通ので」と頼んだらば、普通のも二層。さらにお通しというより箸休めの冷奴が側面から攻めてくるのです。いやー・・・若いうちに来ておくべきだったよと、後悔しながらも食うだけは食うのですが。

しかし考えてみたら、新井(現・妙高)のたちばなのとん汁だって、ある意味とんでもない盛りだったわけです。新潟おそるべし。米どころだからご飯も「さあ食え」の勢いだもの。

まかないで、「次回は海鮮行きましょう」とおいたマンさんに薦めていただいているわけですが、これ、某所で拝見した、アルバイトさんのために用意されていた賄。

なんだこりゃ。東京に比べれば時給は低いそうですが、なに贅沢言ってんだとつぶやいちゃいますよ。

新潟うらやまし。掘り起こせばまだまだ出てくるんでしょうね。