「鍋まだ?いつくるの??」と、新月サンが心待ちにしていた圧力鍋が届きました。
先日の梅煮が不完全だったので・・・
骨まで柔らかくなったのが食べたいのだそうな。
一番最初に作った梅煮は普通のお鍋で作ったから、あんな煮え具合だったんだけどなぁ。
「鍋まだ?いつくるの??」と、新月サンが心待ちにしていた圧力鍋が届きました。
先日の梅煮が不完全だったので・・・
骨まで柔らかくなったのが食べたいのだそうな。
一番最初に作った梅煮は普通のお鍋で作ったから、あんな煮え具合だったんだけどなぁ。
転居後の片づけの最中に、積み上げた単行本の中から出てきた、宇河弘樹さんの「STANDARD BLUE」。作戦室ではすぐに読み返せる一軍扱いでした。これをどかすのに大き目のエコバッグ三袋を使ったというのは余禄として、やまむらはじめさんの「蒼のサンクトゥス」と並んで、僕の好きなジャンルの漫画です。宇河さんのデビュー二作目だと思いますが、その後の巫女とか猫とかに方向が定まる前の、直球を投げた海洋冒険ものが、本作。
連載はもう20年ほど前で、その当時に2024年を舞台に置いていながらも、突飛な要素は持ち込まずに現代の延長上にある数十年後の海洋開発やサルベージを描いています。尺の長さとして見た場合、単行本一冊でまとめられているだけ、昨今の深夜アニメ番組枠で取り上げるにはエピソードを追加する必要もありましょうが、「宇宙よりも遠い場所」のようなアニメを見ると、魔女っ娘も剣もモンスターも扱わない番組づくりは可能なわけで、本作のメリハリはけっこう動画作品向けじゃないかと感じました。
スタンダード・ブルーというのはこの物語の時代に沖縄県に作られた人工海洋都市のことで、その名前はジュール・ベルヌの作品から持ってきています。だからビーム兵器も人型歩行機械も可変戦闘機も出てきませんが、立派ににSF。ロボットが出てくると戦争、美少女が出てくると異世界・・・と言いきってしまっては乱暴極まりないと思いますが、まあうんざりしているわけで、こういう作品にスポットが当たればいいなあと・・・基地へ持ち帰ったものの片づけを中断して読んじゃったりしているのです。