新帝国WANIが密かに開発を進めているという僻地探検用軽機動メカの噂が聞こえてきました。さっそく諜報部員を派遣し、新帝国が隠れ蓑にしている頭革ばかなワニ園で飼育員のふりをしたDr.ワニを煽て持ち上げ聞き出させてみると
「これはな、形こそアレだが昔ワシが乗っていたハンターなんかとは雲泥の差なのぢゃ。まだ仮の名ぢゃが・・・」
というようなことをのたまっていたそうです。隙を見て奪取してきた図面を見ると、これはまだ本体のみの構造らしい。僻地探検となればクロス化を考えているのかもしれませんが
「あー、あれは前方積載を考えてライトを固定にしてしまったのでな、索敵には向かんのよ。今回は後部積載能力を高めるのがねらいぢゃ。どのみち一人しか乗らんからな」
ともつぶやいていたそうです。
図面を基に立体想像モデルを起こしてみると、なるほどこれは・・・ チベット、ギアナ高地に続いて、タスマニアの原生林を思わせる緑色のカラーコードも図面内から読み取っております。それだけで十分に探検性能をアピールしていると思われます。しかしこれだと〇〇のギアナ高地界隈でなら活躍しそうだけど、つくばーど基地を襲撃するだけの航続距離を持っていない(持ってます)。乗り手に補給拠点を与えなければ脅威にはならないでしょう。