「なんだかベテルギウスが見えにくいんですよね」
とつぶやいていたので、ぷらすBLUEで近場に天体観測に出かけたらば、確かにオリオン座のα星が老眼(笑)には暗く感じてならない。そしたらネットニュースに「冬の大三角に異変」とありました。
えー・・・640光年の天文単位で超新星爆発の可能性って、地球と向こうの自転軸がずれていなかったらガンマ線の嵐が来るじゃん? と余計なことを考えてしまうのですが、おおいぬ座α星シリウス、こいぬ座α星プロキオンとともに冬の大三角を描くベテルギウスは、大三角を見つける際の指標でもあります。将来には失われる星の輝きですし、中にはもう失われた後の光が届いている星もあるわけですが、メジャーな星にそれが起きている(らしい)のは心穏やかじゃなくなります。
ただ、今月8日くらいに最初のニュースが出てから、あちこちのメディアが「超新星爆発の兆し」に偏重した記事を載せているのは、珍しい話題に飛びついている現象、という気もしています。見えにくいと言いながら霙のiPhoneで撮影できてしまうのだから。というか、固定もせず手持ちでこれだけ写るって、iPhoneのカメラ機能すげー、って方に、我が家の話題はずれて行ってしまったのです。僕のスマートフォンでは真っ暗でした。