エスクードが欧州圏においてグランドビターラと呼ばれているのはご周知の通りで、この呼称は二代目から定着したものです。初代のモデル末期に切り替わっていたかもしれませんが、初代はビターラと呼ばれるのが通説でした。
だから、エスクード=グランドビターラであって、ビターラ=エスクードの後継モデルと認識するのはちょっと早計であろうと思います。ビターラ≒エスクードならまだしも、です。にもかかわらず、多くのメディアが4代目次期新型エスクードか? と綴ってしまうのは、これまたビターラ≒エスクードとなぜ疑問符を投げかけないのかと首をかしげます。
そのうえ、常套句のように「か?」ですべて逃げおおせるような論調で、誰ひとりその新型の実態については触れることさえできていない。「ALLGRIP」なるシステムの実力についても、同様です。以前も書きましたが、実際に走らせてみなければ何とも言えない。その走らせてみたというレポートもまだ見かけない。メーカーは次世代四駆システムとうたっていますが、AUTO SPORT SNOW LOCKというモードセレクトは、想像するに前後のトルク配分を走らせ方に応じて変えるという制御で、よくよく考えてみるとことさら新しい技術とは思えません。
最後のがROCKだったらうなっちゃいますけどね。フルタイム四駆にこだわっての燃費向上解決策であれば、2WDと4WDの切り替えで走った方が話が早いじゃないかと。もっと基本を言ってしまえば、最低地上高20センチ程度の世界で語られる四駆の性能。なにをかいわんや、なのです。
あくまで状況証拠的な断片しか拾えていない中でも、iV‐4の時点でプラットホームがグランドビターラでない別のSUVであることがわかりきっていながら、4代目次期新型(まあこりゃまたずいぷんと念入りに丁寧な言い方だこと)などと言ってしまっていいの? な、何を書いているのかさっぱりわからない記事が話題のもととなるのは、大いに疑問です。
それなら思いきり投げかけてもいいのではないか。並み居る他社SUVに台頭するため、これまでのエスクード/グランドビターラからの脱却を狙った1台として期待される。とかね。もちろんその新型がエスクードやビターラの名前で登場したって、別にかまいはしませんですが。
そうなんですよねー、燃費、よくなりそうもないんですよねー。
まさか、小排気量ターボ+S-エネチャージなんて隠し球を持ってたりするんでしょうか?
フレアのバーターでSKYACYIV-Dを持って来るとか?
こんな売り方の分らないの出すより、ハスラーの小型車版出すのが手っ取り早い様な気がします。(´・ω・`)
これもそうなんですが、マスメディアはスカイアクティブディーゼルの現状に幻想を抱きすぎ。
誰も長期検証をやらないで褒め記事のその後をフォローしない。それをやるときは決まってモデル末期になってから〇〇が古いとかやるんですから。
だけど古い技術を軽視してもいけない。進化の袋小路に陥っているとはいえ、ジムニーがブランドとして確立されているのは事実だし、直結以外のモードを組み込めれば、パートタイム四駆で充分なほど、フルタイム四駆の必然性を問うべきです。
エスクードのどこにフルタイム四駆でなければフルパワーを受け止められないほどのパワーがあるというのか、ですよ。
全くその通りで、実行燃費がのばせなかったら、ALLGRIPとか言っても誰に訴求してるのかって感じが。
パートタイムだったら、少しは好事家が興味を示すかもしれませんけどねえ。
まあ何を言おうとも手に入れて乗っている人の意見にこそ説得力があるモノなので、僕は本来乗ってもいないクルマの批評なんかできる立場ではないんですけどねえ。
だけど20年以上前のコンバーチブルで、リッター14くらいなら走れちゃうんですよ。いったん停車させないと四駆にすらできない、ハブもロックできない前時代のクルマですよ。でも、あんなおもしろいクルマないですもん。
おはようございます。
残念ながら、エスクードのクラスでは、メカニカルな副変速機を求めていないということではないかと・・・
エンジンや車体の制御にこれだけ電子制御が取り入れられた昨今では、プログラムの、擬似的なローレンジ(HDC)で事足りてしまう・・・
お金をかけてFRベベースのパワートレーンを開発するよりはるかに安上がりでしょうし、重量部分でもFFベースの方が、有利ですから・・・
いい意味での原点回帰なら良かったのですが、コムロ的には、皮肉も込めて「VITARA」にグレードダウンしたのかな・・・などと思ったり・・・
なんにしても、三代目は今が買い時なのかなと思いますよ。
大半の使い道がALLGRIPでまかなえる世界でしょ? というメーカーの判断でしょうから、なんだかんだ言ってクルマというのは売り手市場なんだよね。
それでもグレードダウンといえども、初代よりは乗りやすくて高性能なのは間違いないか(笑)
《SIDEKICK》の復活は…。ないわな(笑)
もっとも自宅周辺の“車幅規制”のおかげで、代替対象には為りえませんが。
とにかく、エレクトリカルな部分が多すぎると手に負えませんやね。
そこも売り手市場で、ユーザーは車庫や生活環境の中で「使える車幅」に限界があるんですよ。
乗りたいけれど置いておけない駐車スペースは、今後どんどん顕在化するでしょうね。
でも狭いとか荷物積めないとかさんざん言われての今のサイズでもあるかもしれません。
言っていたのはユーザーではないような気もするんですけど。