「あたしは学会に復讐してやるんだーっ」
な、何事だ?
「あっ、間違い。学会用に復習してるんだーっ」
霰は民俗学の専攻で卒論を書くにあたり、地元の奇祭と山麓の風習などを取材し続け論文をまとめたのですが、いろいろと詰めが甘くて、提出し受理されたのが論文提出締め切り日の、タイムアップ10分前だったという綱渡りでした。
「そんな論文、受理されはしても教授会ではねられるんじゃないの?」
「やめろよそんな予測。そしたら留年じゃん」
「えー? 留年したら就職とか、退去日時の決まっているアパートとかどうするんですか?」
だからやめろっ、という外野の評をよそに、どうも日本民俗学会が定期的に開いている論文発表会に持って行ってしゃべってこい。との厳命が下ったらしいのです。
さあたいへん。書くのは書いたけれど所定時間で簡潔に論旨をしゃべくれるのかとなるとまったく別問題です。
「おねーちゃんてそういうの得意じゃないですよね。活舌悪いし」
「だけど論文が認められたんだから卒業は安泰だろう?」
「まともに発表できなくて大学の恥をさらしたら全部おしゃかだわねー」
「な、なんて家族なんだっ そんなら絶対に見に来ないでよ!」
と霰はあと1か月ちょっとで卒業というのに必死です。
見に来るな? そんな面白い貴重なもの、見過ごすわけにはいかないよな。
我が新帝国の領域に踏み込んでくるとは
いい度胸だな お嬢ちゃん。
横断幕と名入りの団扇、聴講者に配るサイリュームを用意して
206教室で待っておるぞよ。
あっ・・・・
ちょっと油断してるとすぐこれなんだからー
いいかげん慣れろよー
>談話会には会員のほか、一般の方々も参加できます。
ほほー。
お近くの方はどうぞってことですね(笑)
いやイベント化はできませんから、こっそりとっ
ゼヒ行きたいっ!
が、無念ぢゃぁ・・・!!!
Drワニの新帝国に風穴を・・・
ラウンドだな? ラウンドだろーっ(仕事だったらすまん)
ラウンドじゃないし仕事でもないんです。
が、当日は某所で嫌な汗をかいてますヨ多分。
他人事みたいに書いてるけど、私も巻き添え・・・
本っ当に聞いてないからねっ新月サン!(怒)
なんか新帝国が乱入するのはそっちの方がいいような・・・
嫌な汗・・・
もう出てるかも・・・
ほとけほっとけ、かみかまうな
くわばらくわばら・・・