フードバンク(宮城県にあるNPOはふうどばんく、と記する)の人と対話する機会があり、県内と一部の福島県内・・・福島県にはまだこの組織が無いという・・・に対して、2018年はおよそ15000食の供給が見込まれていると聞きました。
昨年は、10000食だったそうです。被災者、高齢化、失業など様々な要因があるとして、需要が拡大しているのだそうです。
彼等は企業、団体あるいは個人から保存期限の満了する非常食その他の食糧寄付を受け、これを1人あたり5食分程度に分けて生活困窮者に供給しているのですが、もちろん供給する食糧の消費期限にも縛りがあって、このサイクルを維持することに苦心しているのです。
それにしても震災後の経済回復が活字とアナウンスで広がる向こう側に、1年で5000食も増えている実態。宮城と一部の福島でそれなら、全国ではどうなんだか。