Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

往く足くるぶし

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師ですら走りまわる多忙の年末と言いますが、僕の師匠の何人かを思い起こすと、奔走していた人は一人もいなかったなあと、いろいろな場面で使い走りさせられたことばかりが記憶に残っていました。

今年の自分を振り返ると、例年より忙しかった割にはBLUEらすかるを走らせた距離が約42000km。酷使していた割には50000kmに届きませんでした。

2023年1月に掲載するはずのプレミーティングの件で、雑誌に約束を反故にされるまでは、けっこう充実した2022年でしたが、それ以降は気分の失速で走る気にもならなくなったまま年末です。エスクードに関しては30周年のウェブ企画で出せるものほぼ出してしまったし、温存していたゲストは理由と状況が何であれ手が後ろに回っちゃったしで、こんなんで本番となる2023年の35周年にやる気でるのか? 正直言って「ルパン三世カリオストロの城」にて、担当職務を外され飲んだくれていた銭形警部の気分です。まあやる気なんか出ないですからなるようになるでしょう。いつまでも大人げないとも思いますけどね。

とりあえず今年の仕事も私事もすべて(でもきっと、なんか忘れていると思いますけど)済ませました。久しぶりに正月の注連飾りも設営しました。三が日はなんにもしませんと胸には誓いましたが、俺って意志弱いからなあ。そんなことはどうでもいい話なので、本年も多大なお世話になりましたと御礼申し上げなくては。皆様にあっては良いお年を迎えられますように。

 

来年に持ち越しな電装整備

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先日の「checkEngine」ランプ点灯の際、スピードメータの針がぶれるという異常も出ていたのですが、これはワイヤーの経路にトラブルがありすぐに解消できました。この警告灯の点灯原因にはセンサ類以外に電装やメータ類の故障も含まれるのです。

やれやれもう今年は何も無いよなと思っていたら補助灯が左右とも点かない。

左右同時に点灯できないったらそれはヒューズだよねえとカバーを開けてみたらやはり切れていました。

ところがヒューズを交換しても点かない。あちこちいじっていると明滅ののち再点灯。脅かすんじゃないよとカバーをもとに戻そうとしたら、ヒューズが異様に熱を持っている。どこかに負荷がかかっているようです。いよいよ配線の引き直しか。もう今年は間に合わないなあ・・・

 

知らない人は本当に知らない

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結論から言うと、この話はこちらから断り流れてしまっていますが、BS放送局のテレビ番組の制作会社から、エスクードの初代モデルで90年頃の車体を探していて、ESCLEVの連絡先を聞いたという電話が、先月末にありました。

電話自体はとても丁寧なものでしたが、この番組からは2013年頃にもメールでの依頼がありやり取りしたことを思い出させます。

前回は1600でハードトップでした。無いわ(その頃、クロさんとは知り合いではなかった)。今回も「2ドアで。平日なのですが撮影場所まで来ていただける方」と。それで状況を話しつつ、平日なんて有給でも取らなければそんなの無理だから、貸与だけということになると聞いたところ「キャリアで前日にお預かりに上がります」というので、コンバーチブルで良ければ貸してあげられますが、こちらは茨城だよ?

「えっ?」←なんだそのリアクションは。という間があって、まあこれは移動距離やコストの問題で前回と同じオチになるかなと確信したのですが、翌日再び電話があり「すみません、2ドアではなく4ドアモデルでした(もうこのドア枚数カウントの仕方でアレなんですよ)と、意外と粘り強い。ちなみに今回のロケではどなたが乗るのかと聞いたところ、「あーあの人!」とリアクションの出るような出演者だったのでなんとか協力してあげたいと、1600ではなくて2500ならあると説明しました。

90年頃のモデルで1600のロングと言ったら、ノマドしかないのは瞬時にわかるのがこちら。しかし先方はその違いがまずわからない。一番の違いは車体にオーバーフェンダーがついていることと知らせると「オーバーフェンダーとはなんですか」。ここからか、と30分ほど解説し、ESCLEVのサイトを見てもらうなどしながらふと気が付いたのです。

「あなた、そういやあ僕のケータイ番号どこで知ったの?」

「〇〇の✕✕さんのTwitterを見て、そこに電話をかけて紹介していただきました」

・・・あのさー、その人はまあ公人かもしれないけど俺は個人なんだよ。気安く教えるかよ連絡先。教えてもいいけどそこから連絡が入るより前に「こういうところから電話があるから」と知らせてくるのが筋だよなあ。と、むかっ腹が立ったので仕返しに、

「その人自身が、排気量がまた違うけれどうちのと同じ車体のノーマル仕様に乗ってるから、その方が話が速いんじゃないでしょうか」と答えたら、

「ノーマル仕様とはどんなものでしょうか。排気量が違うというのは問題ですか」

これはいかん。時間の無駄だ。一瞬は撮影に出演する人で「しょーがないなー、休みとっちゃおうかな」とも思ったのですが、総合的に考えてうちのエスクードはどちらも「これじゃない」の結論が見えてきたので、ご破算になったのでした。仕方のないことです。日頃、エスクードに接していない側の人と、エスクードについて対話するのは(する、ではなく、しなくてはならなくなったんですが)無謀です。

1600ノマドのユーザーさんは、すぐに連絡の取れるところに何人かいらっしゃいます。が、こういうやりとりでお察しいただけるかのように、とてもその人々を紹介できる内容ではないし、責任が持てない。仕返しに、は別です。もっとも彼らが更に連絡し直して2000の5ドアを借り受けたかどうかは知りません。思うにこの企画から、エスクードは外されたんじゃないかなと・・・

並べましたよ

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とはいうものの、先日の風花さんの2の6並びとは違って、ぷらすBLUEは5桁メータですから10万キロ走ればなんぼでも繰り返し巡ってくる並びというのが、価値観の低さとなってしまいます。

7万キロ台の中古車として買ったから、うちでは最初の並びを知りませんので、これが2度目の巡り合わせです。

スズキの持病と笑ってられなくなった

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「これが点灯したら速やかに走行をやめて点検を」とガイダンスはされていますけど、停車はどうにか可能でも速やかに点検はハードル高いなあと、スズキのV6乗りはだいたい同じことを考えながら、「まあこりゃО2センサのパンクか断線」とほぼ正解(ほぼ、ですよ)をイメージしながら多少速度を下げて、ディーラーまで走っちゃうのが90年代でした。

 

「雷蔵さん、発注かけてみたんですが、V6対応のО2センサ、廃盤です」

 

うへー・・・これが「今」です。さあどうするよ? という現代のハードルを越えるため、探してもらいましたよ社外品。こちらはまだ在庫があるようです。大事を取ってBLUEらすかるを休止させ、ぷらすBLUEにスイッチなんですが、そろそろ霙もフィガロとエスクードを交代させたいだろうし、タイミングがよろしくないです。

♪冬が来る前に

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などと鼻歌を歌っても「紙ふうせん」を知っている人って今どれくらいいるのやらですし、もうかなり冬は来ちゃってますんで備えをしなくてはなりません。

ぷらすBLUEにはスタッドレスタイヤへの換装を行い、BLUEらすかるはエンジンオイルの粘度変更です。夏場があの酷暑だったため、10W‐40を入れていたものを5W‐30に戻します。

スタッドレスタイヤはどちらのタイヤも磨滅度合いは低く、今シーズンは新調の心配はないのですが、BLUEらすかるのほうを年内に換えるかちょっと悩んでおります。

長期の天気予報によると、年末から来年2月末あたりまでは大雪が多いとも言われているので、東北と山岳地帯への出張は拒絶するか。

Team WESTWIN Warriors#179

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いよいよ本日、今シーズン最終戦を迎えるTDAです。

ウエストウインの川添哲朗選手は、この数年走らせてきたTA52Wの損耗が激しく、デフの溶接で改修を図ったものの、先週行われた試走でこれが剥離しアンフィニクラスへの3戦が微妙となっています。スタートラインに登場すれば、この1週間で島雄司監督が突貫作業をこなして別のデフを組み込むことに成功しています。

もうひとつ、ここ数回あほ展開させていたニューマシン・グレンダイザー・・・ではなく、TA74Wでのリミテッドクラス参戦が注目の的でした・・・が

「クラッチとミッションの修理で今季は出られません」

あれだけ盛り上げたのにそういうデビュー未遂か!

Team WESTWIN Warriors#178

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フリード星の科学技術の総力を結集して建造されたとも、もともとフリード王族のみが扱える守護神だとも言われていたグレンダイザーは、たぶんですが、マジンガーZよりもグレートマジンガーよりも技術水準が高いと思われるのです。

でもそればっかり書いているとウエストウインの話なんだかUFОロボの話なんだかわからんくなっちまうので。こういうことです。

この振り上げた手をどこへ向けたら良いのやら

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本来2023年1月発売の号に掲載してもらう予定のエスクード誕生35周年ミーティングが、昨日発売の号に出てしまいました。

あれほど2023年に向けてのプレイベントだって言ってきたのに「今年はいよいよ35周年ということで」ってどういう神経しているんだか。僕の仕事の世界だったら一発レッドカードで担当者は更迭です。

この件については、参加してくださった皆さんや裏方で協力してくれた方々には平にお詫びするしかないのですが・・・

俺だってはらわた煮えくりかえってんだよ!

どこに向けて手を振り下ろしゃいいんだかっ

Team WESTWIN Warriors#177

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遂にヴェールを脱ぐウエストウインの新戦略をここにご覧いただきましょう。

川添哲朗君は偉大な勇者として戦い続けてきたものの、TDAに参戦してくる対戦相手の性能もドラテクも日進月歩で向上しています。もはや初代のスペックアップであるアトミックパンチもブレストバーンも、歯が立たない傾向さえ見えてきました。しかし、命を燃やす時は来ているのです。

光子力より光量子の方が、強そうに聞こえるじゃないですか。サンダーブレークなんかスペースサンダーの前には敵わないようにも思えるじゃないですか。

という耳打ちを、ウエストウインのダークサイドな裏方が島雄司監督に仕掛けたのは言うまでもありません。ただ、軽量化策は不可避だったので、勿体ないけどスベイザーは撤去し単体で戦うこととなりました。

そんなわけで! 川添君はアンフィニクラスを使い慣れた偉大な勇者で、リミテッドクラスには新機軸の宇宙の王者と使い分けることになります。

既に試運転をやったんですが、周囲からは「これはずるい!」と言われているそうです。でも勇者の超合金NZは溶接に不向きで、王者の方は早々と動力伝達機構を焼いてしまったらしいです。

「どうすんだよ今月の最終戦っ」

「そんなことよりこのあほな例え話は今回限りにして下さいよ!」

えー? せっかく勇者と王者を取り寄せたのに―・・・