Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

雫さんの一喜一憂(どちらかというと十憂)

雫さんの一喜一憂(どちらかというと十憂) はコメントを受け付けていません

ローソンのマチカフェからこの夏、アールグレイが廃盤となったのですがしばらくそのことを知らず、寄れどもよれども「無いです」の返答に、アールグレイファンの雫さんは憂鬱な面持ちになっていました。

なんというか、単に「無いです」じゃなくて「廃盤になったんです」と言ってくれればよかったような気もします。連続して出かけたのではありませんが七件目の店舗でこちらから問い合わせて、廃盤が分かったのが8月中旬のことでした。

ところが先日、資料画像とは別の店で「ありますよ」というリアクション。この店には在庫がまだ残っていたらしく、店員は廃盤自体を知らなかったと意外な対話になりました。

「そうよ! どこかには在庫のある店舗があたしを待っているのよ」

で、試しに寄ってみたお店にはやはりありませんでした。

狼の紋様

狼の紋様 はコメントを受け付けていません

ことし、久しぶりに大きめ容量のバックパックを購入し、先だっての妙高行き二泊に必要なものを詰め込んで出かけました。この手のギアアイテムは、我が家ではずっとジャック・ウルフスキンを使っており、 TRAVELTOPIA WEEKENDERという30リットルの容量で選んだのですが 、着替えやらなんやら以外にA4ノートパソコンもそのケーブル類も専用で納められるシェル構造と、リサイクル物の外皮素材などが機能性で好印象でした。

ところが! よくよくロゴを見ると、あの足跡マークが無い。あれがあってのジャック・ウルフスキンじゃないのかよー。

“手付かずの自然”の象徴として、狼の足跡(PAWマーク)をトレードマークとするジャック・ウルフスキンでは、環境に負荷をかけないサステナブルなモノ作りを推進していくと同時に、環境保全活動の啓蒙に積極的に取り組み、日本における外遊びのための環境を次世代につなげていきます。

というのがメーカーとしてのブランド紹介なのですが、この新しいロゴは2年前から一部製品に採用されているらしく、キャラバンステージとタウンユースを分けて考えているのかもしれないです。いやいや、タウンユースでもアウトドアギアを使いたいのよ(ミーハーですから)

ジャック・ウルフスキンによれば、2023年頃からアウトドアフィールドの環境保護活動に取り組む団体サポートや、日本の多様性に富んだ自然環境を次世代へ継承する活動を支援しているそうで、これを「WOLFUND」と称しているとか。

・・・あ、こんなことも綴られている。

ジャック・ウルフスキンは、狼の遠吠えからインスピレーションを得て誕生したブランドです。自分たちの住処を破壊するようなことを決してしない狼の習性に倣い、創業当時から40年以上に渡り、環境に負荷をかけないモノづくりに取り組んできました。このブランドDNAに基づき、日本では絶滅したとされる狼の役割を担い、日本における環境保全活動に積極的に貢献していくことを目指して本プロジェクトを立ち上げました。

それで足跡無くなっちゃったの? と思い込むのは度が過ぎてますかね。

夏の残照

8 Comments »

親父が逝去した。

お袋が亡くなったときほどの動揺はなかったが、闘病に付き添ってやれなかったことは多少の悔いを残した。ただ親父のことだから、そんなことで自分の働く時間を削ったりするなと小言を言われたに違いない。親孝行の幾ばくかはやってきたつもりなので、そのことはもういい。むしろ最後まで面倒を見てくれた弟たちに申し訳ない気持ちが勝っている。

野辺送りと共にやらなくてはならないことがあった。

鹿児島の地方都市で小さな会社を興した親父のあとを継いだのはすぐ下の弟だったが、創業期の高度経済成長の時代とはいろいろなものが変わってしまって、会社の経営自体が立ち行かなくなりつつあった。弟は親父の仕事を引き継ぎ、親父が亡くなるまでずっと会社を存続させてくれたのだ。だがそれももう限界を超えていた。

家の代表相続人は僕ということになっていた。葬儀の施主に立ちながら、かねて電話やLINEでやり取りしていた弟たちとの協議について最後の意思確認を済ませ、僕と二人の弟は家や会社の一切の相続を放棄することとした。

当然だが親類という名の身内との間では揉め事が待っていた。それまでを弟に任せるわけにはいかない。そんなことだが矢面に立つのは僕の役目だ。

大揉めに揉めた末、あらかじめ弟を介して行政書士に作成してもらっていた書類をたたきつけて、郷里との縁を切った。まるで五木寛之の「青春の門」だ。「望郷編」で筑豊と主人公をつないでいた恩人を看取って、郷里とのしがらみのなくなった主人公が東京へ戻っていく。

僕のそれは、小説ほどに格好よくはない。けれどもここまでの紆余曲折は主人公の伊吹信介に劣らない。信介の場合は次の「再起編」でもなかなか曲折から脱せないのだが、僕と彼との違いは・・・まあ生まれ育った時代の差もあるにせよ、彼の優柔不断さが当時の若者の姿として描かれたことだろうか。僕も優柔不断さの中で長く生きてきたことは認めるが、一切の縁を断ち切った機会に、やりたいことを一つに絞ってそれ以外のことは棄てようと決意できた。そこが違うのだ。

 

夕刻、東京へ戻る空港のロビーでふと思い返した。

若い頃は首都圏からここまで何度も自分のクルマで帰省した。大事にしていたコンバーチブルだったが、所帯を持ち子供が生まれる際に手放した。その後も何度かやっているが、クルマの性能が上がってあの楽しくて仕方のなかった苦行からは遠ざかった。

今は羽田から空路だ。苦行も何もあったものじゃない。しかし自走で帰りたいかと言われたら、もうそんな体力の残っている歳でもないと言わざるを得ない。

そのことを思い出した途端、電話をかけたくなって携帯を持ち出したが、照れくささと今更感で発信をためらった。

呼び出した電話帳からショートメールを打った。

実家でのこと、郷里との決別、小説家として大成していくために家族以外のすべてを棄てる決意をしたこと。

しばらくして返信が来た。

正直、期待していなかった。

「まずはお悔やみ申し上げます。それでね、趣味や道楽なんてものは寝かせておけばいいんだよ。あとで役に立つときが来るから」

それだけだった。これは励まされてもいるけど、見透かされたかもしれないと思った。出来そうもないことを迂闊に言葉にするなと、彼は言っているのだ。

確かに強がっていたかもしれない。彼はおそらく、この返信を見た僕が「なんだとこの野郎!」と憤ることを促している。済まないが気持ちはそうはならなかった。

ただ、ふっきれた男にはなりたいんだと、携帯を握りしめていた。

東京行の便の搭乗開始アナウンスがロビーに流れた。僕はバックパックを背負い直し、風呂敷に包んだ桐箱を抱えてロビーをあとにした。

転ばぬ先の杖(やっぱりちょっと違う)

転ばぬ先の杖(やっぱりちょっと違う) はコメントを受け付けていません

西日本全般、九州や四国はお泊り台風で大迷惑だったとお察ししますが関東地方もアウターバンドとやらに見舞われ連日大雨の波状攻撃です。

「来るなら来てみろ」(と言わなくても来るんだけど)と意気込んでいるのに、足の遅い10号への備えは肩透かしを食らってます。なんだか上陸後は陸地を移動してくるから体力消耗して熱帯低気圧になるようですが、雨雲は残るから転んでもただでは起きない野郎だね。

機械なんぞとは程々に付き合うもんだぜ

4 Comments »

と、機動刑事千石旬介が毒づくのは2808年の話ですが、国際的な電脳都市となったОEDО(トウキョウ)の超超高層摩天楼がハッキングとクラッキングを受け、都市全体が機能麻痺してしまう。2024年のつい先日、似たようなことは実際に起きて、サイバー攻撃ではなくWindows上でのシステム障害とはいえ、トラブルが猛威を振るったのです。システム防御のための電脳防壁とそれを崩してくる電脳ハザードは、きっといつの時代でもいたちごっこなのです。

ここへきて自動車産業がSDV:Software Defined Vehicle開発に力を入れる舵を切っていますが、車載CPと外部ストレージとが双方向通信して車の運行やメンテナンス時期を制御するソフトウェアによって、機能や性能を高められる自動車だって、リスクがないとは言えない。1車種ごとにソフトを用意するなんて開発側にはとんでもない負担になることは予測されていて、メーカーごと或いはメーカー連合ごとにソフトの共有化も考えられているそうですが、中央集権型システムに制御されたクルマ社会は、そのシステムの要が攻撃されたとき、「安全のために全交通の運行停めます」を避けて通れないでしょう。そのような事態において、全車両がシステムから切り離されて従前のトラフィックを乗り切れるようにならないと恐ろしい。

ここまではSF的に過去事例作品がいくらでもあります。怖いなあと思うのはここまででももちろんですが、いわゆる自動運転できるクルマが「自動車」と呼ばれるのであれば、そのようなシステムを持たない旧世代のクルマは「自操車」ということになる。ただ区別するだけのためにそんな造語が使われるわけはないのです。「自動車に該当しないすべての車両は運行を禁ずる」なんて世の中がやって来る未来予想が怖いのです。

 

備えあれば患いなし(ちょっと違うような)

備えあれば患いなし(ちょっと違うような) はコメントを受け付けていません

この時期から台風銀座になるのが日本列島ですから、迎撃消滅可能なテクノロジーを持たない我々は対症療法で迎え撃つしかありません。たかがでっかい雲の塊に、人類はなんで成す術がないんでしょうね。

というわけで備えるのですが、台風の方が予定を遅らせてやがる。お互い呑気すぎだなどと言わないでください。

理力の効能?

2 Comments »

盆休みを外して霙が帰省してきたので久しぶりに四人で外食したところ、我が家ではこういうところにしか発動しないらしい理力の確認に至りました。

が・・・なんだこの支払価格。四人でこれ? と思ってよくよく皿の数を見たら誰とは言いませんが約二名、いつもより異様に少ない枚数でした。夏バテじゃねーなあ、意図的な減量だなあこれ。

偽物め

偽物め はコメントを受け付けていません

税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】

国税還付金の電子発行を開始しました。e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。
E-Tax の個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けています
このメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。

句読点の打ち方もできない、大文字小文字の統一もできない、しかも時期外れなぼけたメールなんか送ってくるんじゃないよ。

ところでE‐Taxって・・・なに? ←すげーオオボケ

エスクードミーティングin我が家

エスクードミーティングin我が家 はコメントを受け付けていません

1993年にノマドGリミテッドを増車して以来、我が家はずーっとエスクード2台体制が続いているのですが、2006年にコンバーチブルを見つけて血迷った際、夢か馬鹿(注 馬鹿というのは僕のことだけです)かの3台体制が実現しました。この頃って、天狗の森スカイロッジがまだグランピング化されていなくて、ロッジ専用の駐車場も広くて、「ちょっと撮影させてくださいねー」の一言でこんなことして遊んでいられたおおらかな時代です。

ノマドが退役してしばらく、我が家では初代の一番小さいの(軽さではハードトップバンに負けますが)と、初代の一番大きいのの2台で過ごしてきましたが、久しぶりに3台体制の復活です。しかし時の流れでスカイロッジにはもうあの高低差を使える駐車場がありません。近場で未舗装状態の広い場所を見つけるのもだんだん困難になってきました。偶然見つけたここも、そのうち何か施設が誘致されてしまうんだろうなあ・・・

きっと辿り着けるさ

4 Comments »

アクアラインは、橋梁が4車線から6車線に拡幅が可能な構造となっているほか、3本目のトンネルを掘り進めることが可能な構造となっている。
更なる交通需要の増加に対応するためには、アクアラインの6車線化など、広域的な高速道路ネットワークの強化などの観点から、国や高速道路会社において、中長期的に検討する必要がある。

 

1 首都圏における交流・連携の強化、地域経済の活性化等、東京湾アクアライン通行料金引下げが首都圏にもたらす効果等を十分踏まえ、「アクアライン割引」を継続すること。
2 アクアラインの効果を発揮できるよう、「時間帯別料金」の社会実験の調査・分析・評価に当たっては、高速道路会社とともに引き続き協力すること。
3 アクアラインの6車線化など、交通容量の拡充方策について、中長期的な視点から検討すること。

という文言が、国に対する千葉県の要望活動の、多岐にわたる要望の中の東京湾アクアラインに対する機能強化。6車線化へのリクエストです。渋滞やら通行規制やらに関しては強風豪雨除け対策とか海ほたるPAの駐車キャパ増強の方が先で安価な気もしますが、片側を1車線ずつ増やすのは、我々の孫世代の頃には事業化されているかもしれません。そうなれば良いことに違いないけど、僕なんかは確実にこの世にいないので、ふーんそうなんだ? くらいの話題でしかないなあ。

アクアラインが開通した頃、「ウルトラマンティガ」が放送されていて、海ほたるもロケに使われていました。GUTSの基地ダイブハンガーが房総沖にあるという設定からでした。が、その設定に「基地から本土に渡る海上橋梁」はなくて「海底トンネルでの移動」となっていたんです。映像(後期OP)を見直すまで忘れていましたが、片側3車線どころか専用道路でセンターラインなんか無かったという映像加工が行われておりました。しかも右側通行? これ車両は木更津で撮っていないな。