Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

新型エスクード

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DBA-YD21S昨日発表されましたから、性能数値などの諸元書き出しは全部割愛。とりあえずこちらで少しだけまとめました。どんな事情があるにせよ、エスクードの商標なのですから、四代目なのです。それはひとまず嬉しいことなので、ゆめゆめ「S-CROSSベースなのになんでだよ」などと営業さんに詰め寄って困らせてはなりません。もはやエスクードでばりばりのクロカンをやっていた人々がいたという事実を誰も覚えてはいないのですから、SUVの使い道ったらこういうものでしょ? と切り返されても仕方がない。

この数年でユーザー層も大きく変わっているので、FFのまま商品化されても、エスクードはエスクードなのです。そんななか、何から何までS-CROSSの衣替えなの? と思ったら、AllGripに関しては、lockモードに入れていなくても、対角線上の駆動輪が回転差を生じてスリップ状態となった場合、トラクションコントロールが作動するというプログラムを新たに組み込んできました。もちろんフルタイム四駆仕様のみの話ですが、S-CROSSではlockモード状態で介入する制御でした。そこには単なるクロスオーバー車とは違うのよという意気込みがあります。

ただ、それで対角線スタックから無敵になれるかというのは別の問題で、さらに性能向上させるためには最低地上高18.5センチという数字と、クロカンモーグルとまでは言わないけれど、30センチとか40センチ積もっちゃった豪雪の際に動けるかを考え、ロードクリアランスをどうにかしなくてはならないでしょう。

215/55R17-94Vというコンチネンタル製コンチ・エコ・コンタクト5なるタイヤ(リムサイズ17×6 1/2J。PCD114.3mm)は、銘柄からみてもオンロード寄りの燃費対応型でしょうから、インチダウンして16インチのオールテレーンを入れれば、燃費は落ちるでしょう。しかしそれはユーザーの本意でやることなので、車のせいではありません。

M16はレギュラーガソリン対応。マウント方式の改良と、ピストンリングへの負荷軽減、コンロッドの軽量化、ベアリングの幅を詰め、クランクシャフトを細くして軽量化とフリクション軽減を図ったそうですが、それをいつの時点でやっていたのかはスイフトシリーズあたりを検証しないとわかりません。いやしかし、それを聞くお客さんいるのか? とどのつまりはこれこれこういうわけでの燃費がリッター17.4キロなんです(四駆)。という話題への布石とは思います。

3代目に対して49馬力下げて400キロ軽量化して燃料タンクも47リットルにダウンサイズ。このあたりが1600クラスの標準的な数値なのでしょう。現実的にリッター何キロ行けるのか未知数ですが、13キロ走れれば、航続距離が600キロに達しますから、そこまで走れるなら充分です。

歴代、使えない、中途半端と言われ続けてきたエスクードです(いや三代目はそうでもなかったか)。欠点叩くよりも良いところを見つけて伸ばしてあげたいものです。

さすがに身軽。

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これ、ナニ?

これ、ナニ?

リビングで(まぁウチはキッチンも一緒になってるけど)遊ばせはじめて数日。婆にゃずの憩いの場所は着々と攻略されてます。
駆け上って駆け下りて、まー動きが忙しいこと。
お前らに疲れというものは無いのか!
と思って見てたら、2時間ちょっと経ったころに自分からケージに入って寝ました(笑)
しかし、2時間走り回り続ける体力って凄いなー
おかーちゃんに分けてくれ(爆)

フォッサマグナの西端へ

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fnn01世間では「アトランティックターコイズパールメタリック(と、なんとかブラック)」とかいう車体色が話題ですが、大西洋のトルコ石ではなく、糸魚川の翡翠を見学に、フォッサマグナミュージアムを訪ねました。フォッサマグナ・糸魚川―静岡構造線は、ある意味地球の裂け目であり、日本列島の地質を東西二分する。さらに北側に柏崎―千葉構造線というのも存在していて、二つの構造線の間すべてがフォッサマグナであることや、その線上の火山、造山活動の歴史を学べます。

fnn02うちの娘ら、どういうわけか磨かれた宝石類ではなく、ごちごちの原石の方に対する興味が強く、まあその方が安上がりでいいんですが翡翠のアクセサリーには目もくれないところははたしてそれでいいのか、多少は不安になります。

そして当人たちは・・・

 

「最近、第四期あたりの未発見だった地層が千葉で見つかったんだよ」

「養老渓谷の地層でしょ? イタリアでも同時代の地層が発見されてて、どっちが国際的な公式名称に取り上げられるか、地味に騒がれてる」

 

fnn03お前ら、何気にすげー対話してるじゃねーかよ。

そんな会話にとーちゃんは恐れおののきながら、あらためて古代人が加工した翡翠の勾玉を眺めます(展示品はレプリカ)。この場所には縄文期から始まる長者ヶ原遺跡というのが所在し、遺跡の分布は東京ドーム敷地の3倍にも達する規模で、翡翠製勾玉から火焔土器などの出土が、わずか3%の発掘で続出したとか。

fnn04ところで我が国ではここが唯一の翡翠の原産地である糸魚川市ですけど、ふと気がつけば、「糸魚川という名の川は流れていない」。翡翠の鉱脈(鉱脈、というのか?)は姫川の上流に位置するように、流れているのは「姫川」です。諸説あるなか姫川の洪水時の荒れっぷりは「厭い川」という言葉が転じたという説が、言いえて妙と思われます。

 

↑ 町を歩くと、思わぬところに翡翠と勾玉の新たな発想が。

 

2015/10/13 12:06

話はすっとびますが、翡翠と言えば、その昔「ダーククラシックジェイドパール」という深緑の車体色が初代エスクードの1600にありました。このジェイド(jade)が翡翠のことです。一方、トルコ石のターコイズも、初代V6とディーゼルに「ダークターコイズメタリック」がありました。同じターコイズ系でも今度はかなり明るい色彩です。でもって糸魚川に糸魚川という名の川がないのと同様、トルコ石はトルコでは産出されていないというのが、ちょっとした面白さ・・・

お、やー?

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朝っぱらから・・・

朝っぱらから・・・

そこじゃエサ(小さい虫)は居ないでしょ、網戸の内側・・・。

雨戸開けて明るくなったら、視界の端に黒い影が。
うーん。外側ならまだしもナンで内側?

捕まえようと思ったら、戸袋の中に逃げられてしまいました。
・・・お願いだから雨戸で潰されるようなトコロにはいないでね。

紅は園生に植えても隠れなし 後篇

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e376-01「Aアームでホ-シングの上下運動を補助するリアサスが面白いじゃないですか。乗用車然としたフロントの自由度の無さは諦めても、これで存分に戦えますよ」

島さんは、街乗り四駆と思われているエスクードでクロカン競技に乗り込むにあたって、あえて街乗り風に見えるよう、エスクードのシルエットはそのまま、しかし大胆に車体後部をピックアップに仕上げました。

実は当時まだ小さかったお嬢さんが、リアスペースに着座できるというギミックが仕込まれており、ピックアップボディーの高さはそれに合わせて設計されていました。派手な車体色になっても乗用なのだよという、島さんなりのいたずら心の表れ。そして白狼からE‐376へと名称変更されたこの3桁の数字にも、お嬢さんの名前があてがわれているのは、島さんの人となりの表れです。

E‐376は2001年にデビューし、クロカン競技で入賞を果たしたのち、2006年に島さん自身がドライバーを引退するまで出走、入賞、リタイアをまんべんなく実戦経験しています。

「リアサスの動きはAアームならではの旋回性能を生み出すので、ほぼそのままでダートトライアルのスピードレースに移行できたことが面白かったのです」

89年式の1型モデルですから、長持ちした方でしょう(その後別のチームが引き取って使っていたし)。何より最後のレースには、再びプロシード・レバンテ(TJ11W)に乗り換えた狼駄さんが駆けつけられたことが、両者にとって慶事だったことでしょう。そして島さんが培ったオフロードを戦うエスクードは、彼の弟子たちがあとを継いで現役を戦っています。

ぐーぐー

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出してくれないなら寝る。

出してくれないなら寝る。

籠を開けなかったら寝てしまいましたわ。

そうそう。土曜日に2度目の予防接種しに行きました。
でん助2.12kg、いち之助2.16kg。
おや、初めて連れてった時はでん助の方がちょっと重かったのに、いつの間に逆転したんだい?

小布施の潜伏 和邇さんの手記007

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昨夜、マッドアーケミストのDr.ワニが収監中の城南刑務所を脱獄し逃亡。現在、小布施市内に潜伏している模様。
どうやら今朝の買い出しを妨害しようと企んでいる様子。充分注意されたし。

10日朝のこと、このような警戒警報が「本人から」寄せられました。まったくさ、自分で待ち伏せ公表してどうするんだな話ですが、はたしてその予告の通り、小布施のスーパーマーケットに赴くと・・・

「私の実験には新鮮な素材が欠かせないのですよ」

と、自称「悪魔の化学者」が買い物かごを片手ににこにことしながら待ち受けているではありませんか。

先日、やはり杉野沢に出没していた折、この抜け出しの術について

「そんな技使えるんだったら当日に使わんか! 使えんやつめっ」

と言ってやったものだから、ほんとに当日、抜け出してきてしまったようです。しかしやっぱり使えない技は使えない。夕方からの業務実験のために、買い物を終えた彼は、つくばーどの参加者が集合したところでタイムアウト。颯爽と首都圏へ引き返していくのでした。

「あっ、来月22日のつくばーどin津久井浜もぜひよろしくっ」

おお、伝えるべきことは伝えていったよ。

特訓の成果

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姉杉野沢林道の1区間くらいどうってことない話ではありますが、事実上のつくばーどツーリングデビュー戦ですから、

「学校と部活が終わったら、翌日の始発で妙高まで来い!」

と、父親に言われて、ちゃんとやって来るところが親ばかにも自慢です。

 

あね「まだハンドルのセンターずれが直ってない! これ気持ち悪いんだよー」

と言いながらも、まずは妙高高原駅から、みんなの待つ杉野沢までひとっ走りです。

「初めて会った頃なんてまだこーんなにちいさかったのにねえ。そのあられちゃんがエスクード運転してる姿を見る日がこようとはねえ。ひでこさんがこれを見たら号泣しちゃうねえ」(コムロさん)

姉妹初めて我が家がコムロ家と邂逅したのは1999年春のことです。そのときのウェブがないので、その年の秋のものがこれです(そりゃ当然ですが、コムロさんも若いのよ)

参加者の車両撮影の合間、BLUEらすかるの移動などを手伝ってもらいましたが、これだけでも僕が楽になります。いずれ霙も免許を取りますから、我が家のエスクード2台体制で「近場へ出かける日」は、わりと近くまで迫っているようです。

つくばーどin妙高高原ⅩⅡ

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dr.wani妙高高原と言いながら、長野の湯沢林道を走って毛無峠に登り、万座と志賀高原の紅葉を見物しながらの新潟行きでした。よって小布施で集合となったわけですが、宴会つまみの買い出しに出たら、スーパーマーケットに悪の化学者がいるではありませんか。

doctorワニはなにやら化学の実験用食材を買い求めておりましたが、待ち伏せ時間が長かったらしく、参加者がそろったところでカラータイマーが赤点滅し、撤収していきました。

妙高15a湯沢林道はフラットダートで走りやすく、例によって数分インターバルで一台ずつが好きなように走るシフト。ここでも毛無峠で青影さんが待ち伏せていたようですが、気温10℃の寒さに耐えきれず途中まで降りてきたとか。ところがそのまま下山することを聞き忘れてしまい、林道後半の撮影をしていて、いつまで経ってもやってこない青影さんに、今度は僕が寒さに耐えられなくなるという間抜けな展開です。さらに峠に上がった参加者も、僕が上がってこないものだから捜索に出るかと気をもんでいたとか。

悪魔の・・・宴会においては悪魔の化学者調合による? かなり旨怪しい生酒を試しながら、新型エスクードのあんな話やこんな話題で盛り上がりましたが、詳細については酔いが回っているので書き留められません。11日は半日遊んで流れ解散となります。

今回のレポートはこちら

 

 

第10回サイバーフォーミュラWGPX最終戦

第10回サイバーフォーミュラWGPX最終戦 はコメントを受け付けていません

asrada-gsx歴史上2006年から開催されているというサイバーフォーミュラ世界選手権の、今年度最終戦が始まります。

たぶん(笑)

あの番組って、初期シリーズでは季節感があまり重視されていません。

しかし、最終戦日本グランプリのスタート地点となる北海道のニセコサーキットが、気温11℃とアナウンスされているのです。だとすると、きっと10月開幕なのです。ニセコから新青函トンネル経由で東北道をキャノンボールと長距離戦をこなし、静岡県の富士岡サーキットでゴールするという最終戦は、まさしくプラチナイベント。そんなの興行的に考えても今日あたりから予選やって明日決勝でなきゃ、ステータス性がありません。

だから第10回最終戦は、この週末になるはずです。

とまあ、91年3月に放送開始する際、制作サイドが2015年という舞台設定の中で、この週末が3連休になるなんてことまでは計算したかどうかは定かではありませんが。

ぬ? するとレース用の特設コースとして、今夜未明から東北道は一般車両の通行規制がかけられちゃうのか! それはまずい、さっさと妙高高原のつくばーどに向けて出発しなくては。