さて、今回からようやくリアルタイムの配信に追いつきます。といっても、このレポートが2月末に受けた連絡を元にしており、エスクードの方はその後、作り直したフロントバンパーの交換作業、LSDの組み込みなどが進んでいます。
2月末の時点ではワイドトレッド化にあわせて、前後フェンダーパネルの加工を完了したそうです。
え? どこをどういじったんだ? というふうにしか見えませんが、下の写真をよく見ると、拡幅の様子が分かります。
「鈑金工場の社長と綿密な?話の結果、『せっかく純正のオーバーフェンダーとドア下の樹脂があるんだから、これを活かした加工をしよう』という意見に押され、前後30mm以上フェンダーを出したのですが、パッと見・・・ノーマルにしか見えないエスクードとなりました」
写真の段階では入庫したときのままのフロントガードがあるため、かなりアンバランスな雰囲気ですが、それはガードのせい。ということは島監督の言う通り、本当にノーマルにしか見えないワイド化が実現したわけですね。バンパーが換えられ、このマシン専用のタイヤを取り付ければ、ノーマル風でありながら存在感の異なるエスクードが出来上がっていると思われます。
「いよいよ、シェイクダウンが始まります」
おお、その言葉を待ってました。どんな走りに生まれ変わるのか、E376Ⅱの誕生は間近です。