Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

高気圧が ある

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配置研究中

先週金曜日の低気圧は、昨年のつくばーどin朝霧高原Ⅱ開催日(初日未明)に襲来した暴風雨と、よく似ていたのではないかと思われます。この日初日はAレイドの第一回目を行っていましたが、午前中はCP探しをしていられるような天候ではありませんでした。そのおかげで逆に、夜から翌朝にかけては上空に高気圧がやってきて、見事な富士山を眺めることができています。ことしの朝霧高原Ⅲは、つい2週間前のことですがやはり快晴に恵まれ、験(げん)の良いイベントになっています。

そうだとすると、土曜日早朝に出かければピーカンの富士山が撮影できるのではないかと思い至り、家族の予定を聞いてみると微妙に休みがかみ合わない。しかし天気図を見れば高気圧は日曜日にも関東や東海地方を覆いつくしているので、日曜の早朝に朝霧行きを決定したのであります。

「ずっと前に写真を撮ったあたりに行くわけね?」

「そのときみたいな写真を撮る、ですね?」

という霰と霙の質疑は、8年前に開催されている最初の朝霧高原のことを言っています。このときも前夜が小雨、当日快晴のめぐり合わせで、富士山との相性は抜群に良いのです。がしかし、

「いまお前ら2人が一度に屋根に乗ったら、へこむからやめてくれぃ」

「屋根の上の元祖はわたしなのだ」

「既得権をふりかざすなーっ」

「というわけでこれは、じゃんけんですね」

などと、マイナス3℃まで冷え込んだ夜明け前の中央道にて、屋根上の権利争奪戦が繰り広げられました。いやいや、撮るのは日が高くなってからなんだから、今から騒いでないで少しは仮眠しろよと河口湖側から静岡との県境を目指し、ちょうど日の出の頃に現地近くまでやってきたので、決定権に基づき一度練習。そのまま日の出の写真を撮ってみましたが、空が青空にならないのでこれはボツになり、日が高くなるまで仮眠と朝食。だいすけさんとミキさんご夫妻に、偶然にもこちらを見つけてもらい、なんだかんだ言って朝霧高原って験の良いところだねえと、初期の目的地であるふもとっぱらに向かうのでした。

富士山上空には申し分ないほどの高気圧がやってきており、撮影は無事に完了しております。と、ここまではいいのだけれど、今からこんなことやっていて、年賀状を年内に発送すること自体間に合うのか? それがかなり心配。