D7000の修理が上がってきたので、天候が安定しているうちにと大慌てで企画に使用する復興地の写真を撮り出していますが、AW110でストックしていたものを使わないと間に合いそうもない。
どっちがどうかというと、先日の女川の写真が故障したころのD7000で、大船渡の写真が先日撮ったAW110によるもの。
まーたいして変わんないか。←問題発言
夜が明けるころから現地で撮影ポイントにアタリをつけながら移動したり止まったりしていると、絶対にご同業ではないよなという僕よりも年上の方々と遭遇するのですが、こちらはそういう人たちの撮影の邪魔にならないようにもう一工夫、場所の研究をしてアングルだとか距離を決めていきます。すると遭遇した人たちのうちの何人かは真似をしようとついてくるのです。別に文句を言う筋合いもないのでスルーしちゃいますけど、彼らはだいたい「はー、なるほど」などと言いながら自らもそこでファインダーを覗く。その一方で、「こいつ、どんな機種使っているのか?」という視線で観察してこられます。
でもってたいていの場合、D7000だったら2台も3台も買えますよというハイエンドな立派な機材をぶら下げていらっしゃる。あーそういうことですか、とこちらは再びスルーです。しかし先方はそれを無視されるのがたまらなく嫌なようで、お互いの機種の格の違いを確認してから、声をかけてこられるのです。
そういえば昔、娘らの写真を桜の咲いている下で撮っていたときに、良い被写体だから一緒に撮らせてほしいとしつこく食い下がってきた老紳士がいたけれど、その頃はF601だったところへ新型のデジタルなやつを見せつけられましたっけ。その当時よりはいくらか丸くなってますんで(いくらかか? 特に体型・・・という茶々を入れないような)、無礼に生意気で返すようなこともしなくなりましたが、やめてよ不愉快なんだよってな気分に変わりはありませんです。