TDA2015年シーズンの第二戦開催日ですが、ここんとこ島雄司監督と連絡を取り合っておらず、チーム体勢の様子は不明です。
それというのも、本年度からウエストウインが看板を掲げている香椎マイカーランドが経営権から退き、会社名がウエストウインへと商号変更されるとともに、代表取締役に島監督が就任したことから、けっこうなんてものじゃないほど多忙になってしまったそうです。
今回のレースには、狼駄さんが現地入りして観戦するということなので、そっちのほうが情報が早いかもしれません。
ところで、後藤誠司選手のエスクードがデビューしてちょうど5年になります。リンクはJXCDの模様ですが、ここ数回のTDAでのマシントラブルは、やはり車体の経年劣化による部分が否定できないでしょう。これをどう乗り切るかについて、作戦会議を起こす必要がありそうです。
一方、川添哲郎選手の破竹の勢いで、一部エスクードへの注目度が高まり、シャーシだけとかエンジンだけとかの流用で、なぜかジムニーのボディーを載っけてマシンを繰り出す傾向に留まっていたものが、エスクード自体を買い付ける動きに変化してきたそうです。これは、ただでさえタマ数の少ない中古車市場なのに、ちょっとやっちまったかなあという気がしないでもありません。逆に言えば、ウエストウインだけでなく古くからエスクードを用いてダートトライアルなどに出走している人々の先見性が、いよいよ評価されるときになったということでもありますね。
で、直前情報によれば、今回は川添選手が諸事情のもと欠場。ありゃりゃな展開ですが、こういうときこそ後藤選手に場を盛り上げ、引き締めてもらいたいところです。
と、言ってるそばから後藤選手はフライングとコース内でのテープタッチという二重のペナルティーを受けて4秒の加算。おいおい、そういう盛り上げをするのかとギャラリーをハラハラさせながらの優勝を収めました。