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  ~懲りない傾向~

Cyber-Kさんの林道テスト

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k-1「納車一か月めの週末がとてもいい天気だったので、林道に行ってきました」

Cyber-Kさんから電話が来たのでメールサーバーにコンタクトすると、四代目エスクードの林道試走写真が着信していました。えっ、もう行ってきたの? もう一か月? もう3000キロ走った? ほんとに楽しそうです。

 

 LOCKモードは、常時フロント50:リア50の直結状態を生み出し、前輪の空転を検知しLSDブレーキを(フロント70:リア30)作動させ、空転していない駆動輪にトルクの最適配分を行う。
なお、前後輪の空転時(対角線スリップ)にはトラクションコントロールが作動する。一例をあげると、右前輪と左後輪の場合、左前に50(右前0)、右後50(左後0)のトルク配分となり、脱出後は50:50に戻る。

Cyber-Kさんはこれを試しに、約10キロほどの林道を試走してきましたが、

「LOCKモードというのは、まずSNOWモードに入れたうえで初めて切り替え条件が成立します。AUTOやSPORTSから直接は切り替えられないので、ここに四駆に乗っているという気分を味わえる部分がありますね。もちろんローレンジとは違うのだけれど」

k-2ギャップに乗り上げリアタイヤを空転させても、空転輪のトラクションが抜けて、パワーロスを回避しつつ元に戻せるそうです。

「気になるのはステアリング感覚が軽すぎること。グランドエスクードのときと違って路面からのキックバックをほとんど感じずに走れるのは、快適な反面、小さなギャップの手ごたえをつかみにくい」

これは油圧か電動かのパワーアシストの違いでしょうか。フラットダートなどでのイージードライブが、よりイージーになったとも言えますが、体感に訴えてくる情報が薄れることにちょっと戸惑うのがこれまでの四駆に乗ってきた人。それを知らない人々は、楽々とアクセルを踏み込めるのかもしれません。

しかしそれはご法度の世界というのが、林道走行です。車の限界が引き上げられようとも、SUVの客層が変わろうとも、林道走行時の制限速度は順守しなくてはなりません。これからはそういった情報交換をしながら、新型ユーザーさんに周知していってほしいと感じる部分です。

k-3「何にしても標準でついてくるタイヤは林道の路面は油断できません。オールテレーンでもパンク経験していますから、トラクションがかかるほど緊張しました」

今回はフラットダートの良コンディションのみの試走だったので、凍結路やぬかるみの挙動については今後リポートをしてくれるそうです。今回のリポートもテキストが仕上がったらウェブにまとめ直します。