でん・いち7ヶ月半。
見た目は婆にゃより大きいかも。
やる事は子猫なんだけどねぇ。重たいからドスドスと足音立てて走り回ってますヨ。
でん・いち7ヶ月半。
見た目は婆にゃより大きいかも。
やる事は子猫なんだけどねぇ。重たいからドスドスと足音立てて走り回ってますヨ。
山形県の南陽市には、山形、米沢を線でつなぐ仕事が出てこないとなかなか訪ねていく機会がないのですが、2年前に「でっかい木造ホールを建てている」という話題で、物見遊山に出かけていったことがありました。南陽市が作っていた3階建ての文化会館で、ボリュームとしては地方の大きな建物、という程度のもの(すいません、延べ床面積的には感覚が麻痺しているので、大きいとは思わなかった)でしたが、持ち上げられている構造体を見たら、スケール感を改めるダイナミックさでした。
仮に火災が起きても1時間は燃えないという耐火構造材は、内部にコンクリートの芯を持っているハイブリッドな木材(集成材)とでも言うのでしょうか。吊り上げられていた部材のユニットはまだ軽い部類で、最大ユニットだと10tを越えるものだそうです。法令上認定もとれているので、この部材で中層階のビルも建てられる。山形県には林業や製材業という地場産業があり、それを継承しものづくりにも活かそうという試みが、この施設の建設だったようです。
その後南陽には行っていないので、この建物がどんなふうに完成したのか形も見ていなかったんですが、内部のホールが「これほどでかい木造のホールはかつて無いよ」ってことで、ギネス認定されました。
へー・・・ 最近のギネス認定話題というと、とんでもなく長い流しそうめんだとか、何十人もでトライする大縄飛びだとか、町おこしの取り組みが多く紹介されていましたが、南陽のこれも町おこしの一環には違いない。しかしどうせやるならのスケールが桁違いです。ただ、最大の木造ホールを「作っただけ」では認定されないらしく、一ヶ月に4回以上の活用が持続されないと記録保持できないのだそうです。
町おこしは、器を使い続けてこそ賑わいにつながるということなのでしょう。