Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

「いま」でした

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東日本大震災前の、仙台赴任直後に書いていた「蒼い残像」、二年前の年末に駆け込みで綴った「もうひとつあった2015年」。気まぐれに時折読み返してきた石渡治さんの『パスポート・ブルー』の物語とリアルな時間軸がクロスする、今のところこれが最新で最後のタイミングになります。仙台で高校生次代を過ごした主人公・真上直進はその後アリゾナ州立大学を経て日本の宇宙飛行士選抜試験に見事最終選考で落選(笑)。民間のミッションスペシャリストになっています。

それを収録した単行本11巻は、大半が前年の選抜試験に明け暮れていて、2017年春の場面は最後の20ページだけですが、おぉ、奴ら今ちょうどNASAで専門訓練に入ったところかと思ったりできるわけです。物語は最終巻に引き継がれていきますが、その12巻はいきなり2020年に跳んでしまうので、次にブログで扱えるのは少なくとも3年後。またしばらくしたら読み返しとなります。連載が1999年から約2年でしたから、ずいぶん長いこと楽しませてくれています。