ただし軟派だったのは内外装と、ストラット&コイルスプリング独立懸架だったフロントサスのみ。
ふーん、軟派は性能を左右するのだろうか(レンジローバーのくだりはこちらの間違いでしたわ)。硬派な内外装とは、やっぱりビス止め鉄板フェンダーに鉄板パネルでメーター丸穴くりぬけばいいのか?
褒めてくれているんでしょうけど、なぜ独立懸架だと軟派なのかを論理的に解説してもらいたいものです。事実、エスクードの前脚にはストローク不足があり、これを後ろ脚の伸び縮みでカバーすべきウイークポイントがありましたが、そこもコイルのレートやストラットのしなやかさを選択することで、そこそこのクロカンは可能です。
スタイリッシュだなんだと言われますが、少なくとも初代に限ってはフロントフェンダーのデザインには機能的問題があり、でかい水たまりに突っ込んだら跳ね上げがフロントグラスを直撃して視界ゼロになります。一般道路の走行中にそれを経験してみなさい。さらにエンジンルームの熱抜きがまったくダメで、夏場はエアコンフル稼働で挑まねばならないのです。
こんな記事を書くために、今どき探しても撮れないよなあと初代の画像のためにわざわざ歴史館の展示車まで引っ張り出してくる苦労も、この一文で台無しです。あとね、2リッターV6忘れないでくださいね。