火曜日の朝、どんどん晴れ間の広がる蔵王温泉の宿をチェックアウトしてクルマのところに戻ろうとしたら「おはようございます。エスクードのお客様ですよね」などと不意に声をかけられ、雨で外されていた屋外設備を設営しているスタッフさんに声をかけられました。
「あのモデルはもう見かけなくなりましたよね。でもきれいに乗っておられますね。何キロくらい走ってますか」
「かくかくしかじかで昨日、934000キロになりました」
ここから四駆談義が始まったので、そりゃあ真冬の朝早くの出勤は四駆でないと大変だろうなと思って、まあ口調からエスクードでは無かろうと考えてのことですが聞いてみたのです。
「失礼ですが何にお乗りですか」
「ジムニーです。11というやつ。建物の裏に停めてあります」
「あー、僕は71に乗っていたことがありますが、あれに比べると極めて乗りやすくなった型ですね」
てな感じでちょっと立ち話の後、麓に降りる前に裏手に回ってみたらば、なかなかに使いこなされているJA11のワイルドウインドが待機していました。セカンドカーだそうですが真冬の出勤は除雪前の道を登ってくるとか。
「なにしろ私が除雪車を出す役割なので」
なるほどー、この11は立派に働くジムニーなんですねえ。
こういう対話はもう少ししたかったのですが新庄と山形での仕事があるのでそこそこで宿をあとにして二か所の仕事をこなしてから蔵王越えして遠刈田から村田へ降りてきたら、TDA4の消防指令車が何台か後ろにいるのを見つけ、道端に出てきたホームセンターの駐車場に入って指令車の通過する様を撮りました(村田でのアポイントまでいくらもないのに)。昨今はアルミホイール標準なので、そこは鉄チン時代と違って塗装しないのが定番ですね。