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  ~懲りない傾向~

ちょっと先の未来とずーっと先の未来

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ドラマ上だと宇宙歴で綴った方が適当なのでしょうけれど西暦2376年、宇宙の彼方を漂流中のU.S.Sヴォイジャーが、デルタ宙域とよばれる空間で大昔の宇宙探査船を発見します。これが2032年10月19日に火星宙域で生じた電磁空間に巻き込まれて遭難した、地球の火星探査船アーレス4の司令船でした。ヴォイジャーのクルーは、司令船船長の亡骸とともに、彼が遺したデータと「僕が集めたデータを、人類のために」というメッセージを受け取るのでした。

1995年から7シーズン約170話ちょっとの大河ドラマ規模で描かれたテレビシリーズ、「スタートレック・ヴォイジャー」の後半に出てくるエピソードです。アーレス4自体がまだ打ち上げられていないちょっと未来の話ですが、本編の時間軸はさておき、火星を舞台にするドラマの時代がどんどん近づいています。

U.S.Sヴォイジャーは、トレック初の女性艦長が起用されていて、このキャスリン・ジェインウェイ艦長が大胆な指揮官であると同時に頼れるおっかさんとして奮闘しながら、7万光年という銀河の彼方に漂着し、再び地球を目指す物語です。

現実の21世紀じゃ、キャプテン・カークを演じたウイリアム・シャトナーさんが齢90にして遂に宇宙に行って帰ってきたそうですから、宇宙は気長に待ってくれているってことですね。

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