2005年、43万キロを走った先代とるねーどらすかるのあとを継いで走り出したBLUEらすかるは、その後10年で52万キロ台までたどり着きました。東北勤務だった頃のことで、この走行距離で2015年に年越ししています。フレームに腐食が発見され溶接修理をしたのはこれよりずっと前ですが、車体のあちこちの錆が顕著になって頭を抱え始めたのが10年ほど前になります。ぱっと見にはそんなふうには感じられない姿ですが、見えないところはすごいのよ。
ちょうど2025年への年越しで95万キロを刻みました。差分で記すと、この10年において走った距離が43万キロ。奇しくもとるねーどらすかるが残した記録です。車体の錆や腐食は当然拡大しているし、オーバーホールをしたからこそエンジンは正常ですが補機類の老朽化が目立っています。それでも先代の記録を超え、尼崎に在った伝説のエスクードの最長不倒距離を上書きし、現役で走れています。今は昔というより、今しかない。そんな気分です。