梅雨明けして日照時間が長くなっているから、そこらじゅうに設置された太陽光発電所はフル稼働しているんだろうと思ったら、一所懸命稼働してはいますが外気温が高すぎて、集光・発電用パネルの効率がガタ落ちしてしまう時期なのだそうです。25℃を理想とするパネルの素子は、気温1℃の上昇ごとに0.5%ずつ効率が下がるといわれているので、当たり前に10℃も上がってしまう近年の夏場はえらいことになっています。
そうだったのか。キカイダー01をやっつけるんだったら大暑の頃が良いと、なぜハカイダー(ここではギル教授の脳を収めた方)は気づかなかったんだろう。という考えも浅はかでした。定期的な血液交換も必要な、酸素や滋養補給と冷却効果を求められるハカイダーの脳なんか、あんな透明カバーの中にあるんだから、夏場なんて全般、日射病の危機に晒されているし、全身黒ずくめですから体温調節に不具合が出て熱中症も引き起こしかねないのでした。