「ひろの? それは急ぎで?」
「ちょっと急ぎですが、遠いですよね」
「いやいや、ひろのなんて日帰りで充分行けるから」
「またまたー。いくらなんでもそこまで理不尽な依頼しませんよ。久慈あたりで泊まってもらっていいですから」
「えー? なんでわざわざ日立(市久慈町)で泊まる必要あるのさ。そのまま帰っちゃうよ」
えー、毎度ばかばかしい展開ですが、賢明な皆様には何がオチなのか、もうおわかりでしょうから、そこまで書きません。
本日いよいよ、今シーズン第二戦が開かれるTDA。前回はスケジュールの都合で出走できなかった川添哲朗選手も、地道な軽量化を施したTA52Wで参戦です。はてさて車体の補強材を削り落としてどれくらい軽くできたのかが謎ですが、あのハードランニングで影響ないのかも心配です。
一方、エンジンの圧縮が一部得られなくなった後藤誠司選手のTA51Wも、その後の動向が不明です。まさかの展開があるのかないのか、情報待ちです。
そして経過と結果。後藤選手は出走せず(彼もまた会社員だし、子育て真っ最中のおとーちゃんですから)
M16に過給機付きというJB43など遠征車両もにぎわう中、川添選手はいつにも増してノレていたらしく、島監督曰く「横綱相撲でしたね」の優勝。2位、3位にはHANGARSPORTSが繰り出してきたRAV4、CRVの金子選手兄弟が肉薄しました。
「タイトコーナーの入り口で、川添君のエスクードが妙なギア鳴りを上げたんですが、まさかあいつ、神岡ターンでもやらかしたのかな?」(監督)
む? それは検証の必要ありだなあ。
おなじみ?の牛久阿弥陀如来大佛さんは、アングルと高さによっては「何処かへ向かって歩いている」ようにも見える・・・気がします。
近くに送電線と鉄塔もありますし、これがもうちょっと夕暮れ時だったら立派に怪獣絵巻(かなり罰当たりな発言)。どれくらい高いのかと言えば、像高100mですから、グロイザーロボ、バルディオス、ゴッドライディーン並みの大きさです。
しかし、こうして森の向こうに見えているお姿は、さらに高さ20mの台座に乗っているので、それを合わせるとUFO戦士ダイアポロン、無敵鋼人ダイターン3、合身戦隊メカンダーロボ、宇宙魔神ダイケンゴー、Gforce版メカゴジラと同じ巨大さとなります。
・・・いや、最近、それは逆だと思うようになりました。ダイアポロンからダイケンゴーあたりまではね、スーパーロボットヒーロー全盛時代の産物だから目をつむれるけど、平成におけるメカゴジラなどと言われたら、もうゴジラともどもあらたまってマッドサイエンスとしか受け止められないのだわ。
フレームとか関節とか駆動系っていったいどうなってんのよメカゴジラ?
「お父さん、そろそろオジロ(ヤマタノオジロ)が1万キロになるんで、オイル交換した方が良いよね?」
「あー、ちょうどキリも良いからな。社長(主治医)のところに持って行きな」
傍から見れば面白くもなんともない対話ですが、ヤマタノオジロは2800キロくらいで水戸から名取に売り出されたディーラー使用車を買い取ったものです。
今回が初オイル交換なので、距離感としてはちょっとルーズだったかもしれません。仮にターボ無しのJStyleⅡだったら純正オイルの粘度が0W‐20でしたから、もう少し早めの交換サイクルにしていたと思います。でもオジロは二代ともターボ車でオイル指定が5W‐30。納車整備から7000キロくらいほっといてもいいやと(笑)
ここからは5000キロサイクルを奨励していくのですが、最近の車ってずいぶんと0W‐20指定が増えているんだなと、あらためて思わされました(まあうちので言えばサニーなんかずっと昔の車で0W‐20指定ですが)。同じR06Aのユニットでありながら、ターボの有無でハスラーの推奨粘度がそれほど違うとは・・・とか感じながら指定オイル表を見ていてびっくりしたのがJB74。
ジムニーシエラ、なんと0W‐16だそうで。いやー確かにK15Bには今のところターボは装備されていませんが、そんな粘度で回しているとは。これはユニットそのものの丈夫さに加えて、低粘度オイル自体の性能も格段に向上したということなんでしょうねえ。
というふうに解釈はするものの、実際、シエラのような用途でそれって大丈夫なの? それとももはやシエラでクロカンとかぶん回すとかが時代遅れ?