Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ヒトより先に夏バテするんじゃねーよっ

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ぷらすBLUEが、ここ数日の猛暑のせいでエアコンが不調となったばかりかドアロックの施錠開錠も動作しなくなったようで、仕方なく霙にこれを持ち帰らせ、現在ベストコンディションのBLUEらすかるΩを貸与することになりました。この夏いっぱい、彼女にΩを回すと、僕が「これはエアコンが使えないBLUEらすかるでは命にかかわる」という猛暑日に乗るためには幌車の修理を突貫で進めるしかないなあ。←なにこのあきらめの悪さ

機械は動作の良好さも不調についても正直だとよく言われますが、人間様より先に夏バテしやがるとは情けない。どのみち幌車なんてドアロックにさほどの意味もないので、ドア開閉が可能なら当座は施錠しないでもいいんだけれど、エアコンがガス充てんで済んでくれないと大いに困ります。もっともこの年式のエスクードの場合、「エアコンですらない、いわゆるカークーラー」後付けというシロモノ。これも昔はメーカーオプション、エスクードは標準装備になってはいたんですけどねえ。

周囲の兄弟どもがこのような騒ぎになっている中、最も過酷な運用を強いられているBLUEらすかるは、20日に97万キロに到達しました。頼むからこれ以上壊れないでくれ・・・と無情なことを言うのですが、このあと月5000キロペースで刻まないと間に合わない。

なぜか目を逸らしたな

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この秋以降、eVITARAが日本も含めた世界各地でリリースされていくという話は、昨年から報じられているので、SUVとBEVの良いとこ取りムーブメントがうまく作用すると、現行型ジムニー、ジムニーノマドに続いて柳の下のありがたくないドジョウが三度目の受注パニックを引き起こしそうな不安も出てきます。メカニズムはともかく、このディメンションは僕なんかじゃもてあましそうなので、仮にeエスクードなんて名前になっても、買い求めそうもありませんが。

何処のメディアも出てくるまでは期待を寄せようという記事書きをしていますが、この記事については「なぜ車重を明記しないのだろう?」と思わされます。BEVだからそこは変にネガティブイメージを与えたくないのかもしれません。曰く「一般人には『そんなに重いのか』と捉えられる」とか?

eVITARAは駆動方式やモーター出力などで3車種が用意されていて、車重にはそこそこの差があります。49kWh(2WD)1702kg、61kWh(2WD)1760~1799kg、61kWh(4WD)1860~1899kgと言われており、世代交代するんだから「VITARA、エスクードの重さじゃないなあ」などと言ってはいけないのです。でも、「燃料残り四分の一くらいになったから動きが軽くなったかな」などという体感は、もう得られない世代となります。

そういえばその昔、初代のコンバーチブルに乗っていた頃の狼駄さんなんかが「エスクードって、1300クラスのボーイズレーサー(おおむね25年前のモデル)より軽いんだ」と自慢していました。幌車は確かにそうでした。それほどの機敏さには欠けるものの、うちで乗っているV6の2500でも1350kg程度です。1700kg台の重さは三代目のTDB4Wが到達していますが、BEV世代はそれをも凌駕していく。よかれあしかれ一つのエポックなのです。

 

梅雨空の山での試乗から20年

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2.7XSは2.0XGのデビューから一か月遅れて市場投入されました。V型6気筒を継承したモデル、ブロックも初代、二代目から引き継がれたH系エンジンです。2.0XGのときと同様にアリーナ店が試乗車を用意してくれて、梅雨入り直後の筑波山に持ち込みダート林道でのテストをさせていただくことができました。この頃僕は先代らすかる、ТA11Wに乗っていたので、運転席に収まった時の三代目の感覚的な大きさに多少戸惑いましたが、外から眺めると驚くほどには大きくなかったのを覚えています。

2700ccにはグランドエスクードという前例があったものの、当時まだTD61Wや62Wなどの経験値を持っていなかった僕には、北米狙いとは言えスズキがこんなに大きな排気量の車を作るようになったのかと感心したものです。2000ccのV6で、いかに低中速トルクで泣かされたかのうっぷん晴らしのような力持ちです。これまではある意味マニアックな選択肢を働かせた、限られたユーザー層が受け入れてきたエスクードを、三代目はより底辺を広げるだろうと確信できました。

なら乗り換えろって話はまた別の話で、心情としてはこれほど大排気量でなくともいいんだよなあとも思わされていて、燃費基準だとか環境基準だとかがハードルを上げていく中での三代目が心配でもありました。まさかこのあと、N系V6の3200が出てくるとは考えも及びません。

2005年あたりでは、その後増えていく三代目に拮抗し得るくらい、初代モデルのユーザーさんも多く、つくばーど®のイベントに参加してくれていました。二代目も決して少なくなかった。僕自身も先代らすかるを10年走らせているさなかでしたから。一つ言えることは、三代目の登場とラインナップの充実によって、エスクードにも「歴代」という言葉が使われるようになっていった節目だったのです。

余計なことを書くな

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思い付きと知っている知識で「ノマド」のルーツを書いているようだけれど、なぜシボレー・ノマドまで遡れないのかが笑止なクルマメディア。直四2000やディーゼルは無かったことになってるかと思えばV6の2500に3ドアがあるように読み取れるし。調べ物をしようとしないできない忙しさでもあるのかしらん。だいたいエスクードでこれを復活させたら、面白いどころかこの記事ほど笑えない事態に陥るのは他でもないジムニーノマドが証明しているのに。

蔵出し!Tシャツデー

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なんだそれは?と思ったら、2020年に生まれた記念日らしく、これを制定したのは学習塾の運営会社。

気に入って購入したり、旅の記念に買ったりしたのに、なぜかそれを着て外出するのはためらわれ、タンスの奥で眠っている「お蔵入りのTシャツ」。そんなTシャツを勇気を出して着る(蔵出しする)ことで、忘れかけた時とTシャツを手に入れた思い出を蘇らせ「こんなTシャツを持っているんだ!」と、明るく自慢し合う日。

こらこらこらっ。それを着て外出するのはためらわれるとは何事ぞ(笑 ためらわれてるのか?ESCLEVのやつ)。まあデザインはアレですけどね。それはさておき「蔵出し!Tシャツデー」は6月10日に対して、この頃からTシャツが一番輝く夏が始まるというメッセージを込めているのだそうです。この会社WITS(ウィッツ)って、2003年に創業しているところがESCLEVと同い年という奇遇さもありました。同社のコピーには「ノリと勢い」なんてものもあって、そこはつくばーど®っぽさも感じます。

オリジナルTシャツのプリント会社によっては3月1日に「オリジナルTシャツの日」というのもあるようです。

 

主に付き合わんでもいいのに

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BLUEらすかるのフロントスタビライザーが、リンク破損により左に舵を切るとバキバキと音を立てるので入庫。部品はとれるというので左右とも交換するため、しばしBLUEらすかるΩが代走に入ります。

まいったね。僕の入院に続いてこいつまで。あと33000キロの年内走行達成計画にさらなる遅延が降りかかってきましたよ。

 

ごみゼロで掃除機の日

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そんなタイトルなのにカテゴリーがおかしいんじゃないかと言われるのは必至で書いています。1975年に始まったゴミゼロ運動から5月30日に「ごみゼロの日」があてがわれ、そこから86年には「お掃除の日」が追加され、この名称が97年に「掃除機の日」へと改称されてごみゼロの日を支援しているのです。はい、どこをどう押しても引いてもスズキエスクードに結びつかないんですが、「特命戦隊ゴーバスターズ」において唐突につながるのです。

第15話に出てくる地球侵略者バグラスの戦闘メタロイドが「ソウジキロイド」。このやろー、掃除機から生み出されたくせに、新西暦時代の社会で流通しているエネトロンというエネルギーを強奪するため、自動車を襲うのです。その犠牲になった最初の1台が、有難迷惑にもエスクードだったのです。ほーらつなげちまったよ強引に。しかしこのエスクードはガソリンではなくエネトロンで動く。そのエネトロンがどういったエネルギー源なのかは今もって謎です。

初めて見たこの公用車

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「旧式がのんびり走ってるよわるいけど追い越すよ」

などとドライバーが思っているはずはありません念のため。でも二代目に華麗に追い越されると、そりゃあっちのほうが年式若いものなあと、つい(笑)

茨城県がTL52Wを所有しているとは知りませんでした。ナンバーから想像するに、県庁管理のものではなく、県南の方の出先事務所のエスクードらしいです。

こんなものが発掘されました

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3月末にパソコンが物理クラッシュして新しいものに変えて以降、バックアップしてあった古い写真の管理も心配なので、そろそろ外付ハードディスクも新しくしようと(今のところ未実行)、不要なデータの掃除をやっていたのです。すると、20年くらい前の家族記録用フォルダの中からこんな01Rが現れました。構造変更も取られていて二桁の3ナンバー扱いというのが時代がかっているばかりか、こんなんで地域の防犯パトロールをやっていた個体であることに驚きです。

学校の敷地内ですから僕が撮影したものではなく、たぶん霰の授業参観に出かけた雫さんが撮っていたもののようです。僕だったらもう所有者を待ち伏せして話を伺ずにいられません。でもそれやってたら不審者確定で手が後ろに回ったかもしれないから、残念ですが経歴など一切が不明です。

ネイチャーマシーンの20年

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三代目エスクードのうち、2000ccのTD54Wが登場して20年になりました。「大人の愉快」(初代)「クロスカントリーセダン」(二代目)に続いて、ネイチャーマシーンというキャッチコピーを与えられた三代目は、2005年時点でスズキが有する技術を惜しみなく投入し、文字通りすべてを一新するモデルとなりました。確かにクロカン四駆の一翼であった初代や二代目とは一線を画した、優れたデバイスによって悪路走破性の向上が図られていました。

系譜として54Wが大事なのは、初代後期から採用されているエンジンJ20Aが引き続き搭載されたことです。一か月後に出てくるTD94Wにもグランドエスクードから受け継がれたV6が積まれます。時代はクロカン四駆からSUV志向へと変化しており、三代目こそが至高のモデルと評価する世代が今なお大勢を占めています。

自販の直営店ではありませんが、アリーナの一店舗では発売直後に試乗車を用意してくれ、「あまりにも変わってしまって何もセールス出来ないから、ぜひ乗ってもらって林道に連れて行ってほしい」と、こちらが躊躇するような申し出をしてくれるほど、積極的なアピールから始まった三代目エスクード。6月にV6モデルが追加され、7月には歴代勢ぞろいで林道ツーリングも行われて、つくばーど®やESCLEVのイベントではどんどん参加台数が増えていきました。