Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

もう何度目か忘れた

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ぷらすBLUEことエスクードコンバーチブルの車検です。2006年に検切れだった個体を買い付けるにあたって、「車検一回分だけ乗りたいのだ」と雫さんに頼み込んだのですが・・・まだ乗ってます。いーじゃん、自分のへそくりで買ったんだから。

「そのへそくりって一言の方が問題なのよっ」

当時7万キロ台だったこいつもいつしか33万キロです。そうそう、営業妨害するつもりはありませんが、五桁メーターの個体で走行少なめ5万キロなどというコトバは疑ってかかった方がいいと思います。一回くらいゼロに戻ってます。うちのも17万キロものだったかもしれませんが、いまさらどうでもいいとこまで走ってしまいました。あちこち不安要素もはらんでますが総括すれば頑丈な方でしょう。

 

どのくらい走ってますか?

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火曜日の朝、どんどん晴れ間の広がる蔵王温泉の宿をチェックアウトしてクルマのところに戻ろうとしたら「おはようございます。エスクードのお客様ですよね」などと不意に声をかけられ、雨で外されていた屋外設備を設営しているスタッフさんに声をかけられました。

「あのモデルはもう見かけなくなりましたよね。でもきれいに乗っておられますね。何キロくらい走ってますか」

「かくかくしかじかで昨日、934000キロになりました」

ここから四駆談義が始まったので、そりゃあ真冬の朝早くの出勤は四駆でないと大変だろうなと思って、まあ口調からエスクードでは無かろうと考えてのことですが聞いてみたのです。

「失礼ですが何にお乗りですか」

「ジムニーです。11というやつ。建物の裏に停めてあります」

「あー、僕は71に乗っていたことがありますが、あれに比べると極めて乗りやすくなった型ですね」

てな感じでちょっと立ち話の後、麓に降りる前に裏手に回ってみたらば、なかなかに使いこなされているJA11のワイルドウインドが待機していました。セカンドカーだそうですが真冬の出勤は除雪前の道を登ってくるとか。

「なにしろ私が除雪車を出す役割なので」

なるほどー、この11は立派に働くジムニーなんですねえ。

こういう対話はもう少ししたかったのですが新庄と山形での仕事があるのでそこそこで宿をあとにして二か所の仕事をこなしてから蔵王越えして遠刈田から村田へ降りてきたら、TDA4の消防指令車が何台か後ろにいるのを見つけ、道端に出てきたホームセンターの駐車場に入って指令車の通過する様を撮りました(村田でのアポイントまでいくらもないのに)。昨今はアルミホイール標準なので、そこは鉄チン時代と違って塗装しないのが定番ですね。

 

90年代の茶目っ気

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今ではハンガリーワインの買い付けと販売をやっているスズキですが、90年代には「スズキ・エスクデロ」なるボトルがJCJの会報に載っていました。スペイン産です。現在でも、というより創業170年を超える老舗中の老舗「ボデガス・エスクデロ」のワイナリーは、マドリードから北のフランス寄りに350キロほど走るリオハに、いくつかの醸造所や販売拠点が点在します。19世紀にボルドーワインが害虫被害で壊滅的な生産減の危機に瀕し、リオハに生産地を移したのが始まりです。

エスクデロというのは人名です。現当主は五代目だそうで、1988年に生まれたエスクードは国内ではカタログ落ちしていますがハンガリーでは四代目が作り続けられているので、いずれ五代目に追いつくかもしれません。

前述のとおりこれは当時のスーパースージーに掲載されたものなので、果たして本当に「スズキ・エスクデロ」として取引があったかの真偽は不明です。国内でよく手にする機会があるのはチリ産の「エスクード・ロホ」です。エスクデロのこの会報記事に関してはなんか駄洒落的茶目っ気にも思えるんですよねえ。

車室設計の今更なお話

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初代エスクードはショートモデルが四人乗りで、ロングモデルが五人乗り。我が家は現在フルメンバーでも四人ですから乗車定員に問題はありませんが、ふと気がついたらばドリンクホルダーが標準では二名分しかないのです。僕自身は運転席側の送風口に後付けしているけれど、助手席側ではこれは困難。日頃は僕一人だし仕事を持ってから娘らが揃って乗り込むことも少なくなったので標準装備のホルダーで夫婦分は確保できるのですが、乗車定員は五人なのよ。

たまに家族総出で出かけてファストフードのドライブスルーなんかに立ち寄ってしまったら、一人分のホルダーが不足するのです。今更気がついた話、メーカー割り切ってやがったなあという時代の装備。これがハスラーになると、後席側の使い勝手は悪いけれどドアの内張りに標準の500ミリペットボトルは突っ込めますし、前席には両サイドに格納式ホルダーが付いております。初代エスクードのショートなんか一人分も付いていませんでしたよ。

Team WESTWIN Warriors#196

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川添哲朗君から、15日に開かれたTDA第三戦の報告が来ております。

本戦の結果の前に…
前回の練習会の際に、ミッションの2速と、なぜか5速(5速は使ってないのですが…)が死んでしまい入らなくなったため、練習会後ミッションのオーバーホールを行いました。

ミッションをバラして、2速と5速のギアとシンクロの部品を交換。組み直して動かしてみると、まだ2速の入りが悪いと言うことで、再度ミッションをバラして2速のギアの受け側の部品を交換。
組み直してみると、今度は1速の入りが悪いと言うことで、再々度ミッションをバラして1速の部品を交換。計3度のミッション組み直しを行ってもらい、どうにかTDA本戦の2日前に万全の状態へ直してもらいました。

そして本戦へ…

リミテッドクラス
今回リミテッドクラスは22台のエントリーがありました。
3戦目のレースになると、当日の優勝とは別に、シリーズポイント争いも絡んでくるため、ポイントを考慮したトーナメントとなり、上位者の4名が互いに潰し合いの組合せとなりました。
1戦目から優勝候補のファイナルビーストのりゅうまとの対戦でしたが、どうにか勝ち上がり、ベスト4まで行きましたが、準々決勝で1戦目では勝ったりゅうまに、ここで負けてしまい、3位決定戦へ、3位決定戦ではどうにか勝ち残り、結果リミテッドクラスは3位となりました。

アンフィニークラス
アンフィニークラスは12台のエントリーがありました。
アンフィニーでもシリーズポイント争いが絡んでくるため、それぞれがポイントを考慮したトーナメントの組合せになっていました。
1戦目はリミテッドクラスで負けた、りゅうまとの対戦でしたが、どうにかリベンジして勝ち上がり、2戦目へ進みましたが、2戦目で金子さんに負けてしまいました。
2戦目の敗退のため、敗者復活枠もなく、結果アンフィニークラスは2回戦敗退となってしまいました。

今回、ミッションのオーバーホールを行って、ミッションは万全の状態で本戦に挑みましたが、やはり1速と2速のギアが遠く、2速へのシフトアップの際に回転数のダウンと車速も失速してしまうところがあり、今回のコースでは苦しい場面が多々あったかと思います。4戦目も同じコースのため、苦しい戦いになるかと思いますが、リミテッド、アンフィニー、両クラスとも上位4名のポイントが均衡しているため、どうにかシリーズポイント争いでも勝ち上がれるよう、頑張りたいと思います。

ひとつ加えておくべきことがあります。

川添君のエスクードは、ヨーロッパでラリーなどに出ているJ24の直四2000版ではなく、国内で販売されていたM16搭載の、車重ならヨーロッパと同じクラスという、補強以外はまったくのノーマル仕様だということです。あちこちに負荷がかかるのは当たり前で、それでいてここまで善戦していることに驚かされ、何とかしてあげたいと思わされるのです。←思うだけかい

絶滅危惧種の意外な復活

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「ありきたりなワンボックスに乗りたくないの」

という理由でTX92Wを譲ってくれる人はいないですかとの相談が来たものの、もはや周囲にグランドエスクードを所有している人がいない。隠し球も変化球も無いのでド直球を返したのですが、まあ相手が意外過ぎる人で驚きです。これたぶん仕事用ではなくて、お孫さんたちと一緒に出掛ける用途か。

三世代まとめて乗れる(7人までね)というギミックは、歴代エスクードでもこれしかない選択肢です。ワンボックスやミニバンを避けるなら、なんぼ傾倒しようと、この人でもジムニーロングにはできない領分だと認めざるを得ないのです。はてさてめがねに適ったかどうか。しかしこれが導入されると、TD51Wの方が退役となるのかも。

1987年の確信犯

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どの雑誌だったかもう忘れましたが、新型ジムニーがこんな形になるのか、エンジンに1500も加わるのか! と、当時の読者を注目させた記事をあらためて見るとですよ。1987年時点でここまで描画を正確に描けるだけの情報が伝わっているわけですから、量販試作も終わっており、乱暴な言い方をすればメーカーサイドと出版側とのやらせにも近いやり取りがあっての、「NEWジムニー」なる見出しだったんでしょうね。

もともと「次期ジムニー開発計画」に端を発した「新型小型四駆開発」へのスライドがエスクードのデビュー譚ですから、おおまけにまければ広ーい意味では間違いとも言い切れないのですが、読者側ではあの頃の誰もエスクードなんて知りもしない時期です。NEWジムニー? と言われたら「なんですとーっ」とリアクションするのは自然でした。やだなー確信犯って(笑)

 

「あの頃」じゃないので

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やれクラシックだの懐かしの名車だのと36年にもなってから褒められるくらいなら、なんで当時もっと高評価してくれなかったのよ?(悪評ということもなかったけどね)と感じるわけです昨今の初代エスクードリポート。でもってどちらの記事も「それで? それを今どう解体新書するの?」と最後まで読んでみて、「私は初代モデルについてこう考えるのだ」という論評が出てこないところにもどかしくなるのです。

こうも初代の出自素性に絞ってまとめているのを邪推・・・失礼、好意的に拡大解釈すると「お前ら、エスクードって言うとすぐグランツーリスモに出てくるモンスターマシンをイメージするだろうけどそうじゃない」というメッセージを無理やり想像するしかないなあと思っています。まあそりゃしょうがない話で、若い世代になればなるほど、クルマの記事書いてる人の中にだって、初代エスクードなんか実際に乗ったことない派が大勢を占めるんですから。

なればこそこの手の記事には正確さを期待する一方で、なぜエスクードを取り上げるのかについての論評も読みたいのが人情なのです。あとさ、あの頃は良かった風なこと読まされても何も感じないんだよ。X‐90と1600の貨物車と直4の2000を除けばだいたい乗ったし、まだ1600にも2500にも乗ってるから。

Team WESTWIN Warriors#195と2分の一

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195と2分の一なんて使い方はイレギュラーですがKyushudanji Team Japanの話題が主なので、WESTWINとは間接的なかかわりでしかないから番外編です。

アジアクロスカントリーラリー2024の総合順位は18位。30年前のランドクルーザー80ですから、マシン制作の趣味的な思い入れと技術力、ドラ・ナビの腕前など、森川さんたちの善戦ですね。

で、実にまぬけな話で、島さんが「エスクードも良い走りでしたよ」と言ってくれているのに、彼が送って来てくれた車両の写真を見て「80のゼッケンと違うじゃん」としか思わなかったという節穴な眼でした。

これこそが総合19位でゴールしたTeam BANDIT Thailandの二代目エスクードでした。島さんすみません、最近白内障が出てきて←いいわけにならん

Team WESTWIN Warriors#195

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島雄司監督から送られてきた、最新の川添機のモデファイ写真。

えっ? どこをどう・・・

・・・そこかい!

 

このようなボケと突っ込みをやり合っていたら、17日、タイで行われているアジアクロスカントリーラリーの現地写真も送られてきました。島さんは森川欣也さん率いる「チーム九州男児」にかかわっていて、同チームは齢30年というランドクルーザー80で出場しています(なぜか送られてきた写真は別のクルマ)。17日夕刻の時点では完走暫定28位のようです。