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  ~懲りない傾向~

そろそろぬくいモノが欲しくなってくる

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11月20日を「いい・ふぁー(けがわ、英: fur)」と語呂合わせして「毛皮の日」と日本毛皮協会が1989年に制定しているそうですが、毛皮製品なんか持ってないんだわこれが。

そうかと思えば毛布が生産開始されて130年めという2017年の11月20日には「毛布の日」が掛けられています。

写真は10年以上前のですがこんなんじゃ運転できんので、そろそろ新しいグリップスワニー買ってこないと・・・毛皮でも毛布でもないなあこのオチ。

 

消えた誕生日

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帝国宇宙軍付属沖縄女子宇宙高等学校三年生の才色兼備の優等生、アマノカズミは、2004年11月15日生まれ。本日が申年にしてB型で蠍座の17歳にあたる誕生日なのですが、事の発端である2015年の白鳥座宙域戦闘で遭難・漂流してきた第三世代型宇宙戦艦るくしおんの捕捉確認亜光速ミッションに12秒の乱れが生じ、上官、同僚とともに地球帰還が半年遅れてしまったため、今頃はまだ太陽系のどこかにいるはずです。

この世界では、地球人類は外宇宙に進出する科学文明を有しながらも、それを銀河系レベルでは宇宙のがん細胞発症とみなされ、正体不明の宇宙生物群に襲われています。2021年以降は宇宙が白くなるほどの敵の襲来で、太陽系外延部はえらいことになっているのです。いや本当なら主人公タカヤノリコの誕生日である9月12日に書いておくべき話だったんですが、すっかり忘れてましたよ「トップをねらえ!」。昭和の終わりの作品だものなあ。

マッハロッドはまだ来ない

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ここしばらく、呼び続けているようなのですが、いつ通りかかっても「居る」ので、マッハロッドは当分の間、やってくる気配がありません。

動けるなら自分で走った方が速いぞバロム・1

三冠はならずなんだけれどこの人気

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全仮面ライダー大投票。なんて、仮面ライダー1号の旧バージョンしかありえないだろうという考え方が、もはや年寄りの独りよがりでした。

作品、キャラクターともに「仮面ライダー電王」が首位。残念ながら音楽のみ「仮面ライダーエグゼイド」に持っていかれましたが、電王というかモモタロスというか佐藤健の威力はすごいものです。平成ライダーとして最多出場だしなあ。

呆れるほどの感動

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サイズから見てコマツの930Eとか980Eに履かせるタイヤでしょうか。その昔、東日本大震災復興現場で、タイヤ履いてる(まあ当たり前だけど)重ダンプを見ていたときは、ダンプ自体の巨大さに圧倒されてしまいましたが、タイヤだけの状態だと、あらためて呆れるほどでかさを感じます。このタイヤだけで、一本あたり5トン近くあるそうですから、運んでいるトラックにかかる積載荷重の方を心配しちゃいます。

これを見て思い浮かべるのは、まあ知識の範囲が馬鹿ですから「轟轟戦隊」のゴーゴーダンプなんですよ。積載用バケットが2連になっていて、これが巨大ロボ・ダイボウケンの脚部として割れて、あとの部分は胴体を担うという、複雑変形メカニックです。が、こいつってば全長30mもあって、980Eなどの2倍。ダイボウケンの右腕になるゴーゴードーザー(13.9m)あたりが980Eよりちょっと小さいくらい。でもドーザーはキャタピラなので除外です。

次に来るのがやっぱり馬鹿知識範疇で、「レスキューフォース」のレスキュードーザー。ダンプトラックのくせして何故ドーザー? というところは、この戦闘形態を見れば納得です。フロントから展開するバケットと、荷台を組み合わせて、こいつは敵をどつくばかりか噛みつきます。でもダンプ形態時の基本全長は意外に控えめな10m程度。コマツの重ダンプって、ドーザーと連結する母体のレスキューセイバー(16m)並みなので、立派な巨大メカニックなのだと再認識します。

モネと萌音の間に

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永浦百音こと清原果耶の「おかえりモネ」が終了して、始まった「カムカムエヴリバディ」の主演が上白石萌音というのは、狙っていたんでしょうか。誰か絶対に「モネから萌音へ」って言っているに違いない。

のだけれど、実は第一話には上白石萌音は出てこないばかりか、まさかのカムカムおじさんこと平川唯一を演じるさだまさしで幕開けするとは思いもしませんで、のけぞりましたよ。

ヒロインのことを繰り返すと、「モネから萌音(橘安子)へ」ではなく、「モネと萌音の間に」二人の安子が存在します。1人目は生まれたばかりの赤ん坊で、もう1人は10歳くらいの安子。上白石はさしずめ安子三番手にあたるわけですが、子役安子の網本唯舞葵(あみもといぶき・・・読めねえっ)が、見事なまでにちび上白石な雰囲気を醸し出しています。しかもこの子、7歳くらいのときに「まんぷく」に出ている。初出演の上白石より先輩朝ドラヒロインです。

近頃は子役のキャスティングにもこだわるんですね。安子二番手が5年かそこら過ぎると安子三番手になっていくのは今週から来週の駆け足と思われますが(と思ったら二話目で登場した)、あまり違和感がない。むしろ中盤に出てくる安子の娘や後半の孫は、もう父親似なんだと納得するしかないほど近似性がない。

朝ドラは初ですが、上白石も大河ドラマで三度の出演経験を経て、いよいよ朝のヒロインに抜擢です。まだ出てこないんだけどね。

 

 

居なかった地元人と居た余所者

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「おかえりモネ」が本日の放送で大団円となります。二転三転の急展開ではなく、割と短い時間軸の中でじれったいほどゆっくりと丁寧に、主人公の人生を描いた良作だと思います。高卒後(一部で中卒時も)から現在までの数年間の変化を、主人公自身が驚くほどいでたちも表情も大人になっている(設定上、霰と同い年)のが印象的です。清原果耶はまだ19歳。「あさが来た」「透明なゆりかご」「なつぞら」といい仕事をしています。

気仙沼の離島を故郷とする主人公は、東日本大震災の日、たまたま高校受験の合皮発表を見に行き仙台で被災したため、島における津波被害や被災者の修羅場に居合わせませんでした。家族や友人たちに対するどことない後ろめたさが、郷土で誰かの役に立ちたいという思いに変っていき、気象予報士の道を選び、お天気お姉さんに抜擢されながらも島に帰ってきます。ゆっくりやってる割にはこのあたりの、予報士としての仕事場面が少なかったとも感じますが、朝ドラヒロイン随一の地味なキャラクターでありながら、存在感があります。

その日、地元にいなくて葛藤の日々を送った彼女・百音に対して、あの頃の僕は、「気仙沼に『大島』があるのかよ」くらい余所者になり立てで被災していました。仙台在住の前任者から引き継がれたのはただ一言「東北人は寡黙で腹の内を明かさない」(失礼なようだけど、本当にそう言われた)。まあ僕なんか行き当たりばったりの男ですから「そんなこと言われたって俺は俺でしかないよ」と返事をしたものの、マジかよとも思いながらの仙台赴任。あいさつ回りを終えたら震災という、百音と真逆の経験でした。

ドラマを見ながら、全く反対の立場を過ごしてきた彼女と自分に唯一、共通するものがあるなあと感じたのは、周囲が与えてくる先入観の種。それにどうやって向き合うのかが、それぞれの軸足として大事でした。同業者は僕のいないところで「しょせん腰掛の外人部隊」だと揶揄していたそうですが、二年で転勤していく国の役人とは違いましたから、居られるだけ居ようとせせら笑って揶揄など無視していたらば、東北のあちこちの人々は「そうか、お前はあのときここ(東北)にいたんだな」と、揶揄自体が逆効果になるような変化をいただくことになりました。

写真は被災一年後の気仙沼。百音の住む島は右端に位置し、今は架橋されていますが、当時は橋の袂の工事現場まで行くのに「冗談じゃねーよ」という時間を要しました。今だったら仙台から二時間で行けちゃうはず。でも、いち早く復興した街の一つだけれど、これから十年、二十年後、地元の後継者が元気で居続けてくれないと、世の中自体が先細る中、街の未来も変わってしまいます。百音と幼馴染の若者たちは、家族や地域の人々の軸足を担うことになります。

マッテレソウル?

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だけど「マッテレ」っちゃあこういうことだぞ

「BRIDGESTONE sole Technology(ブリヂストン ソール テクノロジー)シリーズ」、なんてものが存在すること自体知りませんでした。なんでかって言えば、ここのお店に僕が着られるサイズが無い(なさけねーっ)から、行ったことも無い。

SUVのタイヤ性能を、というところを宣伝材料にするのは良いけれど、マッドテレーンのようなパターンがなんというか使う場所と性能論も含めてちぐはぐ感。ボディの方が哀しくもビジネスシューズのままってのは、かえって履くのは厭だわ。

 

 

20億3千万の生みの親

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飯島敏宏さんが千束北男の筆名で脚本を起こした「ゴメスを倒せ!」が、まさしくウルトラとの邂逅でした。もちろん当時の僕に「邂逅」などというボキャブラリーなんかありませんでしたが、後年知る知識で、TBSからの出向として円谷プロで脚本とドラマパートの監督をこなしていた人というフォーマットが出来上がりました。先日の訃報で「金曜日の妻たちへ」が引き合いに出されていて、その番組見ていないけどまあ訃報並みにびっくりしました。

もう一つの引き合いは「バルタン星人の生みの親」。デザインは成田亨さんですが、昆虫型エイリアンのイメージを提案し、千束名義で脚本を書き、監督も務めたことがその由来です。成田さんはじめ撮影を担当した高野宏一さんも、あの「分身」を光学合成した中野稔さんも鬼籍の域。55年もの歳月ですから無理もない。サブタイトルは「侵略者を撃て」ですが、飯島さんはバルタン星人を侵略者ではなく宇宙難民としてとらえていたところが優しかった。

飯島さんは「ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT」(監督)でも、暴れまわるネオバルタンに対して、チャイルドバルタンを産み出して地球人の子供たちと友好関係を結んでいくジュヴナイルを描きました。バルタン星人自身は二度目の登場から悪役の立ち位置に変化していきますが、そこは飯島さんの本意ではなかったそうで、人類だって未来においてそうならないとは限らないといった想像と警鐘を兼ねていたようです。遅まきながらご冥福をお祈りします。

ちょっと先の未来とずーっと先の未来

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ドラマ上だと宇宙歴で綴った方が適当なのでしょうけれど西暦2376年、宇宙の彼方を漂流中のU.S.Sヴォイジャーが、デルタ宙域とよばれる空間で大昔の宇宙探査船を発見します。これが2032年10月19日に火星宙域で生じた電磁空間に巻き込まれて遭難した、地球の火星探査船アーレス4の司令船でした。ヴォイジャーのクルーは、司令船船長の亡骸とともに、彼が遺したデータと「僕が集めたデータを、人類のために」というメッセージを受け取るのでした。

1995年から7シーズン約170話ちょっとの大河ドラマ規模で描かれたテレビシリーズ、「スタートレック・ヴォイジャー」の後半に出てくるエピソードです。アーレス4自体がまだ打ち上げられていないちょっと未来の話ですが、本編の時間軸はさておき、火星を舞台にするドラマの時代がどんどん近づいています。

U.S.Sヴォイジャーは、トレック初の女性艦長が起用されていて、このキャスリン・ジェインウェイ艦長が大胆な指揮官であると同時に頼れるおっかさんとして奮闘しながら、7万光年という銀河の彼方に漂着し、再び地球を目指す物語です。

現実の21世紀じゃ、キャプテン・カークを演じたウイリアム・シャトナーさんが齢90にして遂に宇宙に行って帰ってきたそうですから、宇宙は気長に待ってくれているってことですね。