Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

一番近くて宇都宮

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テキサス機動戦士ガンダムtheORIGINの上映が、東北には無い。というのは予想通りのおっかなびっくり配給システムですが、それ以前に仙台なんて全国区的に見ればそんなもんなんだろうなあと再認識してます。

予想通りと言えば、初弾で描かれるいわゆる「過去編」の主役であるキャスバル・レム・ダイクンの声が田中真弓さんだということで、少し前に巨神ゴーグ(主人公・田神悠宇役)を全話観ちゃったものだから、あんな感じとアリオンのセネカ役が、声色の方でだぶっちまいます。いやもう少し上品な雰囲気でしゃべるんでしょうけど、だいたい合ってるはず。

「過去編」はtheORIGINのなかでもほんとにオリジナルエピソードで描かれている読みごたえある展開の反面、キャスバルが成長してジオン本国に潜入するテキサスコロニーでのプロットが、後の赤い彗星となる方のシャア・アズナブルって野郎、つまりキャスバル本人を嫌いになったエピソードでもあります。漫画を読めばわかりますが、ああいう方法しか物語を組み立てる知恵がなかったのかと、がっかりしたものです。

しかしそこからプログラムを始めなくてはならないところが、theORIGINの背負った宿命なのでしょう。ガンダム大地に立つ、は、ある意味今さら感が漂うし、それでこけたら「過去編」にたどり着けない。今回ソフトの方は4話構成とのことですが、逆に言うとこれ以外のエピソードをどこまで本気でやるのかなという心配が無いでもありません。

安彦良和さんがこの漫画を描き始めたとき、けっこう面白かった記紀神話ものの作品が中断され、ガンダムなんかにかかりきりになって大丈夫か?と、氏の高齢化を懸念したことが、今度はガンダム自身に降りかかっているわけです。

一般受けしないだろうけれど、個人的には「韃靼タイフーン」をね、長編で読みたかった。

さて仙台から一番近い上映館が宇都宮ですよ。だけどそれなら新幹線で東京に行っちゃっても同じか。2週間限定上映というのは「14日ある」のではなくて、日曜が2回しか無い。ってのが現実なんですよねえ。仙台でやってくれれば、仕事が終わってからでもなんとかなるんだけど・・・

というわけで、パトレイバーtheNEXTGENERATIONの第6章は仙台でもかかっているので、まずこっちを観てこよう。2199封切り? あれはまあ、あとでいいです。

窓辺の風景

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窓辺30年以上前、こんな部屋に住んだことがあるなあ。

トイレは共同で風呂は銭湯通い。しかし四畳半の部屋はなぜか床の間があり、スペースの有効活用ができた12000円の家賃でした。途中から六畳に増築工事が行われ、工事されながら住み続けたという・・・

この写真の部屋も似たような雰囲気ですが、さて住人はどなただったのか。

有名人の部屋です。

青く光る広い宇宙へ

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sw7もともと9部作で描かれるはずの企画でありながら、ジョージ・ルーカスをしてでも「予算的に無理だわ」と、6つのエピソードでまとめられていた「スターウォーズ」が、いよいよ最新作のエピソードⅦに手を伸ばし、1年後の公開にこぎつけました。

僕はウォルト・ディズニーが嫌いなので、この作品がディズニーで作られることは大いに残念なのですが、できるならできるで観に行っちゃうんだろうなと低い志で待ち受けております。

最初のエピソードⅣが日本で封切られた頃は高校生でした。大人が同じようにまじめに作っただろうに、日本の「惑星大戦争」や「宇宙からのメッセージ」と比べて、アメリカの映画はなんだってこんなに本気度が違うんだろうと思わされた70年代でした。

tb2015しかし、2015年は、ハリウッド版の特撮映画から10年とちょっと、その原点からは実に50年めの再起動となるサンダーバードがもっと待ち遠しい。以前から少しずつ話題が振られていましたが、なんといってもサンダーバードのメカニックが半世紀経っても古びていない(レトロ回帰という見方もありますが)

ハリウッド版以外はスーパーマリオネーションという人形劇であっただけに、今作の登場人物はCGというところが時代の流れでも、メカニックはミニチェアプロップによる特撮を主体とするところがまた楽しみです。それは来年の散財をも意味するのですが、玩具展開と本編放送が日本で行われるかどうかはまだ未定。

よもやCS放送なんてことにならなきゃいいけど・・・

名刺交換してないもんで

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課長映画化される「海街diary」サブキャストが17日に発表されていたのですが、その俳優陣がどうとかこうとか言うつもりは全くありません。

単行本主体で連載を読んでいない僕にとって、この発表の何が衝撃的だったかというと、加瀬亮さんが演ずる鎌倉信金の坂下美海課長についてです。

え? は?

 

坂下課長って、美海って名前だったのか!

 

この展開は知らない人には何の事だかわかんないと思われますが「そういえばなんだが」での風花さんとのコメントのやりとりから読み取れるでしょう。ただ、この漫画が不定期掲載のため多くの話数を単行本が出るまで知りませんから、6巻以降のエピソードの中ですでに明らかにされているかもしれませんけど…

もうひとつのNG(NEXTGENERATIONね)

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宇宙刑事宇宙刑事シリーズをリアルタイムで見ていた世代というのは、僕よりも10歳から15歳くらい若い人たちでしょうか。80年代の特撮ヒーローは、増殖するアニメーション番組に押され気味で、アニメの矛先がハイティーン以上に向けられた傾向があり、特撮側の作り込みにもかかわらず意図して低年齢層向け展開をさせられていたような気がしていました。実際、ギャバンの年にはブレードランナー、シャリバンの年にはフラッシュダンス、シャイダーの年にはターミネーター(・・・うそです。どちらかというとゴジラ・・・よりも、さよならジュピター)で盛り上がっており、テレビの特撮から遠ざかっていたのが僕でした。ただ、シャリバン役をやっていた渡洋史さんとは、銀座の博品館で出くわしたことがあります。

渡さんはまだ世に出ていない時期(ギャバン放送の頃だった)で、博品館のおもちゃ売り場で超時空要塞マクロスのデストロイドの玩具をいじっていた小学生に、話しかけていた2人の若者のうちの1人でした。だからそれが渡洋史という役者だなんて知りませんでしたが、もう1人の若者が「ギャバン知ってる? このお兄さん、こんどギャバンのあとの宇宙刑事やるんだぜ」と、その子に言った一言が聴こえてきたのでした。

若者っつったって、僕だってその頃若者でしたが、ふーん、こういう面々がJACで抜擢されてテレビに出てくるのかー。と、ちら見した程度でも意外な場面に居合わせたものでした。今だったらねー、「宇宙刑事かー、今度もジムニー乗るの?」とか平気で声かけてますね。

そんな昔話はどうでもよろしくて、家内が初代ギャバンの役の人のファンで、一昨年に復活したギャバン映画に付き合わされ、家内曰く「二代目にはがっかりだー」と言っていた経緯から、シャリバンとシャイダーの二代目もそうなのかと聞けば「大葉健二以外は興味はない」とばっさり切り捨てていましたんで、有益な情報を得られずに、宇宙刑事のNEXTGENERATIONを観てみたわけです。

ギャバンはスーパー戦隊などとのタイアップありの企画で東映本流からリリースされた映画とソフトでしたが、シャリバンとシャイダーはVシネマ企画。ということは見せたい対象が微妙に異なる? そのせいか、異様に血糊を飛び散らせるシャリバン、これでもかというバカップルぶりを見せつけるシャイダーと、そういうのを見たがると思ってるのかなあ? の連発でした。シャイダー役の岩永洋昭さんなんてのは、レスキューフォースのときの隊長役の方が良かったんじゃないか?

しかし、そんな作りでもつまんないところ(失礼)にこだわっていて、宇宙刑事は今でも地球ではジムニーに乗っている。どこから持ってきたのかシャイダーコンビに用意されているのは、JBではなく屋根付きなのは残念ですがJA11。ということは、このまま宇宙刑事からメタルヒーローに在庫発掘が続いて行けば、何かの間違いで機動刑事ジバンの復活があるかもしれない。そしたらエスクードのコンバーチブルが起用されるかもしれない? いやそのときはうちのを貸しますから起用して!

と、見たことはみたけど感想自体がどうでもよくなってしまいました。

みたび迷宮へ

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封印劇場公開からは何カ月も遅ればせながらTHE NEXTGENERATIONパトレイバーの第五章を買ってきまして(遅れてるってもソフトの発売日は今日です)、エピソード8と9を観ました。狙撃手の話であるエピソード8は、何もわざわざパトレイバーでやることないじゃんというプロットながら、パトレイバーだとこういうのもありなのねと変に納得させられるのです。

ただし2000メートルという狙撃距離を主題とするシリアスにあたって、どこのビルにいるのかが視聴者にわかってしまうカメラアングルは良くない。2000メートルどころか30000メートルの距離で撃ちあってませんでしょうか?

それとは真逆のエピソード9は、こればかりはパトレイバーでなければだめだわという、埋め立て地の地下迷宮もの。かつてテレビシリーズとその後のOVAで2度、続き物として扱ったアレだというので、面白くないはずがない。

でもって、面白くないはずがないくらい前作のトレースだらけで、「それを特撮で大道具小道具再現した」という以外、何一つ生みの苦しみが無いぞという、オチにちょっとだけアレンジを加えたしょーもない出来栄えです。あー、極端に言えば出さなくてもいいイングラムを動かしたという部分は良かったのか。

だけど困ったことにパトレイバーの地下迷宮は面白くて笑ってしまう。

いるんだGビルダー

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o-DSCF0104ときどき、青森県おいらせ町でアマチュアビルダーさんの制作するモビルスーツ模型を取り上げていますが、よそにも力作を作る人がいらっしゃる。

こちらは機動戦士Zガンダムで攻めておられます。あっ、挿絵は関係ありません。リンクの方がそれです。

お孫さんのために作っているとか。なんかもううらやましー・・・

普通だったら全損

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tr-sp元の車両のシルエットが残っているだけに、リアに背負ったタイヤが奇天烈さを倍増させる「トライドロン」の基本形態は、タイプスピードと呼ばれています。仮面ライダードライブが「たすき掛け」している攻防用特殊タイヤを供給交換するという、本来お前がタイヤ交換してもらう立場だろう? と突っ込みを入れたくなる能力を持たされています。

この背負った謎のタイヤがせっかくのエアロダイナミクスを台無しにしてしまいますが、元の車の車重を若干上回る程度の約1.4トンちょっとだそうで、車体を構成する超合金素材が強度と軽量さを両立させているのでしょう。最高速度は時速560キロに達するとか・・・

tr-wdで、この5本目と6本目のタイヤはどうやって使われるのかと思ったら、なんと変形してタイプワイルドになってしまうのです。たぶんラフロード対応型か、ぶちかましでもくらわすドッグファイト用という形態のつもりのようです。

びっくり仰天なのは、見ての通り車体がコクピットを除いてひっくり返されているばかりか、前後が逆転しているのです。あれ? ということは、もともとミドシップ・リアドライブだったものが、この形態ではミドシップはそのままでも駆動輪はどうなっているんだろう? 劇中設定が4駆でないのならMFってことか? どっちにしても車体がひっくり返っているというのは、普通だったら全損の姿です。そもそもコクピットはどうやってこの位置にくるのかが謎です。

tr-tcスーパーパトロールカーの架空設定には、ローリングコクピットとでも言うべき奇抜な発想がありました。しかしトライドロンはコクピットの前後方向までもが入れ替わってしまうとてつもない変形を遂げるのです。それだけではありません。もうひとつ、6輪駆動っぽくなってマニピュレータまで展開する、格闘型?あるいはレスキュー仕様のタイプテクニックという形態もあります。こりゃもはやレイバー。ドライブは警察官だからパトレイバーだよ。

こうなるとミドシップと言っていいのかどうかわからなくなるコクピットの移動。これだけの装備・・・というかプレイバリューを発揮するなら、わざわざ仮面ライダーという商標にこだわらなくてもいいじゃないかと思ってしまいます。

ところが、この撮影をやっているとき、近くで遊んでいた小学校低学年くらいの男の子が

「おじさん、トランスフォーマー好きなの?」

と聞いてきたわけです。

残念ですよ東映さん、仮面ライダードライブ、子供たちは観てませんよ。

 

やっちまったい

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GORG先日の青森行の際、日付が変わるまで国道を走ろうと、とぼとぼと4号線を北上していると、北上市に入ったところで中古ソフトの店を発見し、ふらっと寄ってしまったがために葛藤する羽目に。このふざけた価格は新品よりは安いけれど、どう見ても税抜き価格だよなあ。しかしDVDBOXひと箱で全話収録されていて、当時のサントラ盤音楽集もついているらしい。なんでこのタイミングで出物するかなあ(とりあえず出張宿泊費とか交通費とか持っているわけです)

いやいやいや・・・経費を着服するわけにはいかぬ。と、生活費を取り崩す僕は、どっちにしてもダメ人間。

安彦良和さんはこのアニメーションを原作・監督して「大失敗作」と自嘲していますが、僕は「巨神ゴーグ」の世界観をとても気に入っていて、ガンダムじゃない安彦さんの動画を毎週見られるってことにわくわくしていたものです。これが放送されていた頃はもう就職してたんだっけなあ。そんなわけでゴーグが30年前のアニメーションなら、僕は勤続30年めだよ・・・たぶん。

お祝いそして週末に帰省すると娘らから「誕生日のお祝いね」とこれらの品々が。

おい・・・人をなんだと思ってるんだ?(ツボにはまりすぎだろうっ)なんてことを言うわけにはいかないですね。家内は冬物のダンガリーを選んでくれたようなのですが「ごめんねー、取り寄せモノなんだけどまだ届かないんだわ」だそうです。

それにしてもよ、タカトクトイスのVF1バルキリーなんてのを買ってくれたのが、当時つきあっていた家内からの最初のプレゼントだったですが、このベクトルが世代交代しても30年変わらないというのはどうなんでしょうねえ。

まさかの設定寸大

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昨年の春以来久しぶりに通りかかった瞬間、びっくり仰天のそう来たかなガンダムヘッドです。

まさか、この寸法で手足や胴体までやっちゃうんじゃないでしょうね?

でも個人的には、量産型ズゴックの出来栄えに惚れ惚れです。こんな大きさのやつなら欲しいなあ・・・