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  ~懲りない傾向~

古典的特撮の臨場感

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表題は挿絵について言っているのではありません。挿絵の写真は素人の特撮ですので、こんなんでも「潜航中のスカイダイバー」と言ってくれる人がいてくれたら御の字です。ただ、スカイダイバーをCGで描くとか、それを別撮りの背景に合成するとかの加工をしていないという点では、ひとまず古典的技法にはのっとっています。単に庭石の上に置いて撮っただけ(それって特撮なのか?)

それって特撮なのか? と書いておきながら円谷英二さんの言葉を借りれば、特撮は特撮だとわかる映像であってはならない。との、ひとつの捉え方があります。

日本の特撮の醍醐味である着ぐるみと操演(主に吊るし撮り)が、それをどこまで体現できたかはともかく、実写版と言いながらも役者と双璧の存在である宇宙戦艦がフルCGで描かれているのは、個人的には不満で、これは最近のウルトラマンからそう感じていたのですが、戦艦のようなごつく巨大な物体であればなおさら、その威容や鈍重さをプロップワークで見せてもらいたいのです。

そしたら作ってるじゃねーか

このプロップは残念ながら見に行けませんでした。こんなの作るなら、撮影にも活用すべきだと感じます(使ったのかなあ?)。こういう技法で巨大なものを描こうとしたひとつの例を挙げれば、円谷プロにおけるマイテイジャックの出動シークエンスやジェリー・アンダーソンによる謎の円盤UFOなどに感化されているためか、臨場感の感じ方が違うのでしょう。フルCGの超弩級宇宙戦艦がこれに肉薄できるのか。そこが興味の的です。

こっちも拘束中。

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「ちょーどイイところに枕があったニャ」と、思ったかどうか・・・

おお、いい具合にゃ

寝室は私の布団にしかこないけど、リビングではとーちゃんが好き♪新月サンが帰ってきて座ると、左側に陣取ってで撫でてもらうか寝ているか。ちいとふうの場所取り合戦も度々。

ちなみに腕を使われている本人は爆沈中です(笑)

現代のテクノロジー

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1970年代のヒーローが使っていたスーパーバイクは、押しなべてエンジンに原子炉が搭載され、それ自体がとんでもないコンパクトさという超テクノロジーながら、スペックを見るとなかなかチープなものでした。

本郷猛が最初に乗ったサイクロンも原子力ジェットエンジンで、たぶんタービンを回してジェット噴射(チェーン駆動じゃないということか)で走っていたらしい。原子炉なんて、立花藤兵衛さんはいったいどうやってメンテナンスしていたのか、そらおそろしい話ではあります。

でも出力は200馬力くらいで最高速度が400キロと、オートバイとしてはすごいけど原子力でもそんなものなんだーという数字でした。最近のライダーマシンはほとんどホンダのバイクから起こされているので、HRCのGPマシンで比較すると、ガソリンエンジンで200馬力は実用域にあり、速度も300キロ台に載せてきていますから、現代においてはわざわざ核分裂まで持ち出さなくとも、仮面ライダーの専用マシンは比較的容易に作り出せるようになっています。最近のライダーは改造人間じゃないから、改造人間の肉体に準じて・・・などと深く考えなくてもいいようだし。

数年前の映画で描かれた「仮面ライダーtheFIRST NEXT」でも2台出てきたサイクロンは、市販車のカスタマイズによる超高性能バイク、という設定でした。しかし内燃機関の種類に決着がついたものの、サイクロンというマシンのデザインとアイデンティティーにはこだわりを持つ人がいて(僕もそうです)、サイクロンの排気に集合菅は似合わない。6気筒分のサイレンサーがあってこそのサイクロン。という造形が、時々出てきます。

ところが、エンジンを実在のユニットとして考えると、FIRST版のサイクロン1号のようにCBRをベースにされたらそれはありえない。じゃあどうやって6気筒にするんだ?という葛藤から、オリジナルの解釈をするわけです。ちょうどこの頃、motoGPのレギュレーションが変更され、HRCではRC212VからV型4気筒に変更した経緯がありました。しかしそれ以前のRC211VはV型5気筒エンジンだった。これをもってきて、実はサイクロン1号にはこのブロックをさらに改良して、V型の前も後ろも3気筒という特注ブロックを供給してもらったという設定をでっち上げることで、映画に出ていたサイクロンがさらに改良され、6本出しのサイレンサー仕様になっているという展開を描いたのです。

にもかかわらず、最近購入した2009年版のサイクロンを見たら、なんとサイレンサーは6本なのに、エンジンが4気筒に変更されているではありませんか。なな、なんでそんなことをするんだ? と、しばし考え込んでしまいました。いやまあこれだけの大排気量なら、わざわざ集合サイレンサーにしなくても中低速のパワーもトルクも活用できる(サイクロンの中低速って何キロくらいなんだよ)でしょうが、だからといって、なにも4気筒の排気を途中から2本株分けする必然性も、素人には見出せないのです。

現代のエンジンならば、6気筒のシリンダー構成でなくとも、ハイパワーは引き出せるのでしょうけれど、そこはサイクロンゆえに排気を4本にまとめることはできなかったということか。しかしそこにこだわるのなら、一定の説明がほしいなあと思うわけです。

年の瀬。

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研究会でこの花が出てくると「あー、今年も終わりだねぇ」と思います。

12月のお稽古は絶対に水仙。

祝花とされているので、正月のかざり花って事で。一年の最後は、毎年水仙。

持ち時間は1時間10分。一年前の記憶を呼び起こすのに、たっぷり30分は掛かりましたわ(汗)ま、100点もらえたから良しとしよう(笑)キチンとお稽古して来ている方には申し訳ないわー・・・。

今年はお稽古無しのぶっつけでチャレンジした研究会。来年はどうなるかしら?

始動 10年紀

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10年紀、なんていうと、あのマゼンダカラーの俺様な通りすがりの仮面ライダーが出てきそうですが、それは関係なし。2000年12月12日、この日はTX92Wことグランドエスクードがデビューした日であり、いつの間にか10年めの年回りがやってきたのであります。グランドエスクードは、二代目エスクードの派生型として登場しながら、それ一代限りで生産終了した、エスクードシリーズの中でも希少な存在です。

3列シートに7人の乗車定員という、それまでのエスクードでは成しえなかったユーティリティーを持ち、2700ccものV6エンジンを搭載。思いきりロングボディに特化してもなお、骨格はエスクードそのもののクロスカントリータイプを踏襲した四輪駆動車です。

ESCLEVは、この独創的で意欲作であったグランドエスクードの誕生10年を機に、少しずつ時間を費やし、グランドエスクードのクロニクルになりそうなweb企画を始めようと思います。とはいうものの、できることはあまり大きくも幅広くもなく、何ができるかもまだ曖昧です。ただひとつ、ESCLEVは良くも悪くも、デモカーやコンセプトカーではなくユーザー主体のいわゆるマイカーを軸とし、等身大のエスクード記録をやっていますので、今回もこのコンセプトは踏襲しようと考えています。グランドエスクードとはどんな車なのか、ユーザーさんはこの車をどのような目的とスタイルで所有し、走らせているのか。これを切り口として展開していく予定です。

グランドエスクードのユーザーさんには、所有車の特徴や使い勝手、そのライフスタイルなどをおたずねしたりリポート依頼したり、さまざまなコンタクトで取材させていただきたいと思っております。これはオフラインでのイベントになるかもしれませんし、メールなどを活用しての情報交換になるかもしれません。その折にはぜひ、ご協力いただければ幸いです。