Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

今年初。

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湯たんぽ(猫専用)

袋が見つからなくて大捜索(汗)

いきなりこんなに寒くならんでも。ホットカーペットは点けたけど、それでも寒そうだなぁ・・・と思ったので出してみましたヨ、湯たんぽ。

猫ずらがウチに来た時に買ったんだから、14年も使ってるんだけど・・・さて。プラスチックの湯たんぽの耐用年数って何年なのかしら・・・?

早速乗った。

神々との対話

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月刊少年サンデー誌上で、島本和彦さんが「サイボーグ009」の33ページ読み切りを掲載しましたが、この漫画の内容は、寄ってたかって制作された映画の009よりも上手にまとめられていると思います。このページ数で、原作者が書き残していた「天使編」「神々との闘い編」に幕を下ろそうというチャレンジ。一言で表現するなら、「終わらせなくても終わらせられる」というところでしょうか。

相手が天使であろうと神であろうと造物主であろうと、ことはそれほど大仰なものではないんだという主張と、人が抱くささやかな思いこそが重要なのだと、メッセージを投げかけていました。

いま、「2012 009 conclusion GOD’S WAR サイボーグ009完結編」という、これまた小説版は出版されたものの、アニメーションでは序章のみで終わったパートが、石ノ森プロの漫画家である早瀬マサトさんによって描かれている最中です。この漫画と、今回の島本版009読み切りを比較する必要はありませんが、どっちに好感が持てるかと聞かれたら、島本版なんです。

石ノ森プロのコアスタッフである早瀬さんは、画風までもが石ノ森章太郎そのもののタッチで009を描く。島本版も、ひとまず「天使編」の頃の石ノ森画風で攻めてくるのですが、キャラクターの立たせ方は、島本009として押さえている。

早瀬さんの画風を非難するつもりも毛頭ないけれど、章太郎画風の漫画が、弟子や門下生とはいえ別人によって送り出されることには、違和感を拭い去れない。有り体に言えば、気持ち悪いのです。そんなこと言われても早瀬さんは困っちゃうでしょう。でも、この読み切りは、預けられていた完結に対して、ああなるほどというボールを投げ返したことと、請け負った作家が上手にツボを抑え、そして押さえた描き方をしたところで、ポイントが高いと感じるのです。