新月サン待望の〝初〟茗荷。
冷奴の薬味にしようかと思ったけど、あまりにも小さいのでそうめんの薬味に(大差なかろーが・・・)
二個目と三個目も近々収穫予定。今度は冷奴に乗せられるくらい大きくなるかな?
新月サン待望の〝初〟茗荷。
冷奴の薬味にしようかと思ったけど、あまりにも小さいのでそうめんの薬味に(大差なかろーが・・・)
二個目と三個目も近々収穫予定。今度は冷奴に乗せられるくらい大きくなるかな?
Aアームスペーサー、ワイルドグースのZコイル、コイルスペーサー、フロントのオールドマン・エミュー、リアサスにランチョRS9000XL。ショックの延長キットと、マジックキャンバー。クリアランスは計算値でフロントが40mm、リア側では70mmのアップ。自重相殺によって、実質は30~40mmの増加というところでしょうか。
これがBLUEらすかるの足回り。この仕組みを考案したのは、TD51Wでオフロードを走っていた、現在はOBのたけさんによるもので、彼曰くフロント側の足の動きは構造上期待できないので、リア側をどう弄るかで設定が進められました。
「伸び側にふるか、縮み側にふるか、と思いますから、このセッティングは前者の選択になります。メリットデメリットはそれぞれにあると思いますが、車高の低いエスクードにおいては、伸びをどう生かすかに重点を置いた方が、個人的には良かったかなと思っています。要はトラクションが伸び側と縮み側とどちらにかかるのかということです」
(つくばーどサイトにこのくだりの概略は記してあります)
この設定から、前後のストラットが異なるメーカーのものとなっているわけですが、オールドマン・エミューは、モンローのアドベンチャーと同様、初代エスクードでは定番の選択。動ける範囲が少ないフロントを、柔らかさでカバーしています。これに対して、リアのランチョは、ノーマル車と見比べればわかりますが「冗談でしょ?」というほど大柄の筒が踏ん張っていて、明らかにミドルクラス以上の四駆向けのストラット。大幅に容量を上げており、たけさんの言う伸び側の踏ん張りについては、がっちりと支えてきます。
Zコイルは現在絶版ですが、ワイルドグースがエスクードでラリーレイドに参戦していた頃の傑作品であることは、使ってみてよくわかるしなやかさを有しています。先代のとるねーどらすかるでは、アピオがパリ・ダカールラリーに投入した際生産したV6スペシャルというコイルを入れていましたが、この両者はほぼ同様のバネレートで、純正品よりも堅めながら、堅いだけではない乗り易さが備わっています。二階堂、尾上両氏に伺ってみると、双方因果関係はないよということですが、出所は一緒ではないかと感じます(Zコイルは銀色、V6SPは黒色)
これらの予備知識を知らせずに、二階堂裕さんにオフロードコースで試してもらったことがあり、足回りの高性能さには太鼓判をもらったのが、現在の「アライグマ脚」です。たけさんの思惑通り、純正仕様のJB23Wと互角以上の走りが可能です。このエスクードを、TA01Wさんが首都高速道路で走らせると・・・2度と隣には乗りたくないというほど恐ろしいコーナリングスピードで走らせてしまうのです。
ここから先は、あおいろさんのTD61Wが、より高性能なオフロード能力を探求していくことになります。BLUEらすかるに関しては、そのへんに置いといても「それほどいじっているようには見えない」シルエットを尊重しているので、これ以上何かやるとすれば、ドライバーが車両感覚とライン取りを極めていくことですね。
「減量も・・・」という野次は、この際不許可とします。
失礼にゃ。写すかあちゃんの腕が悪いのにゃ(byちぃ)
すごい顔してますが、お気に入りのねこじゃらしの葉を齧っている最中です。採りたてじゃないと食わんし、買ってきた麦は全く食べないし、もらえるまで鳴き続けるし、食べ過ぎると吐いてしまうので、あげるのも悩む・・・
和訳すると、あーなるほどというしょーもない言葉である「リジッド」
それが独立懸架方式に取って代わられたサスペンションですが、出た頃のエスクードはまさに過渡期の一例。フロントは貨物車からの脱却を図って独立懸架とし(でもストラットとコイルの同軸配置など、ちょっと変わったことをやっている)、リアはリジッドアクスルとセンターAアームを用い、曲がりなりにもクロスカントリー向けの性格を残しています。
エスクードが中途半端と言われたのもこの辺りに起因し、フロントの動きの制約をリアが補っているものの、前後ともにストローク量の不足から、どうしても亀の子になりやすく、駆動系のほとんどがフレームの内側に収められていながら、走破性能としては大したものではなかったからです。実際、写真のように前輪側にはほとんど余裕がない。でもリアはまあよく踏ん張ってくれる方なのです。
ここで、先日あおいろさんが説明していたように、サスペンションで車高を上げてクリアランスを稼ぐ際に、センターAアームによるリジッドアクスルの位置決めにひと手間かける必要があります。それ以外にもドライブシャフトやプロペラシャフトとのジョイントにかかる負荷軽減やらタイヤサイズの吟味やら、どこまでやるかのメニューは様々な組み合わせが考えられ、さらに言えばフロントとリアとで採用するショックアブソーバ(ストラット)の性格も変えていけば、そこそこ走れるようになっていきます。LSDの組み込みは、そのあとで考えればいいでしょう。
BLUEらすかるは、この撮影のときにはスペアタイヤ以外はジオランダーAT+Ⅱ:205/80R16を組んでおり、タイヤ径737mmにもなっていました。足回りの変更によって、リアは70mm以上上がっているから可能なサイズですが、駆動系への負荷などを考慮すると、このくらいまでが限度と思われます。これ以上のことを施すには、またメニューの見直しが必要です。現実的には205/80R16はけっこう抵抗が大きく、デューラーAT694のP225/70R16に交換し、外径は723mmにデチューンしています。余談ですが、このタイヤサイズは3代目エスクードの標準規格に相当し、3代目の開発が16インチホイール・タイヤで進められていたはずという推論につながっていきます。