劇場では熱海の怪獣騒ぎにはオチがついている時期に、ようやく第三章を観ているのは情けない話です。そろそろ屋外でのデッキアップにも飽きてきたぞと思っていたら、後藤田隊長のミニパトがどっかで見たことのあるクルマを使っているんだというところに今さら気がつきました。
いやこれは地味ながらちょっとした快挙かもしれない。けれども品川ナンバーのこのミニパトもまた、前任の後藤隊長が使っていた別メーカーのミニパトと同じ510という数字です。単に同じ車種をそろえられなかっただけ?
そのあたりはそのあたりとして、エピソード4の舞台となる、Max Weberなるふざけた名前のコンビニエンスストア内に飾られているロボットアニメの実写化キャンペーンという宣伝が、これもすでにインターネット上の話題になってしまっていますが、個人的にはツボでした。
制作会社が同じとはいえ、よく今頃こんなモノを持ち出してきたなあと感心しちゃってまして、それというのもこの第三章のソフトを買いに行った折、家内と話をしていて
「REIDEENのソフトって、さすがに6年も7年も経ってるんでどこにも置いていないんだよな」
「中古屋さんは?」
「出てこないねえ」
などというとりとめもない話題に載っていたのです。それで帰宅して再生したら飛び込んでくるこの背景ですから、やられたんだかやってくれたんだか。
勇者、とも超者とも異なるこのREIDEENは、後半でいくらかぐだぐだにはなりましたが、序盤から走り出しの雰囲気と、それほど緻密ではないCGながらその使い方がユニークで、REIDEENそのものにも独特の味がありました。
うむうむ、実写化するならいいぞ、それ。